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にわとりのたまご②

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Chappy

目次

こんにちは。Chappyです。
前回の記事に続き、鶏のたまごについて今回の記事も書いていきます。

前回の記事はこちらから

ケージエッグの取り扱いを廃止

ヨーロッパの国やオーストラリアでは動物福祉の観点から、Caged eggsの飼育方法は良くないと反対する意見が多く主張されてきました。そしてオーストラリアはCaged eggs の飼育方法である鶏をケージに閉じ込めて電気を当てて飼育する方法「Battery cages」を2036年から禁止するということが決まりました。 
ケージエッグの廃止について 

このWebsiteによると、2036年なんて遅すぎる!ということですが、そもそもなぜこの電気を当てて飼育する方法がアニマルウェルフェア的観点から良くないのでしょうか?

Battery hens

電気を当てられたケージの中で、たまごを生む雌鶏を「電気雌鶏」Battery hens と呼ばれています。このケージエッグの廃止は、Battery hens のためと主張されています。
大前提として、残念ながら雄鶏はたまごの「生産」には不要とされ、ひよこの段階で処分されます。 

ではなぜこのケージエッグが問題視されているのでしょうか?
それは、電気を当てられた雌鶏が…
1.A4サイズほどの小さなケージでの飼育
2.自然に生きられないことが病気の原因になる
3.けがや精神的ストレス
4.早死と乏しいケア
5.自然な飼育方法よりも多くたまごを多く生まされる
6.輸送時の雑な取り扱い

これらの点が、Battery cages は動物福祉的観点から、雌鶏がたまご生むために飼育される環境には相応しくないと主張されています。 

ビジネスの裏側で

私たち人間が食べるために鶏がたまごを生んでくれています。
店頭で販売されることしか基本知らなかった私は、鶏が狭いケージに閉じ込められてたまごを生んで一生を終えていくだなんて夢にも思っていませんでした。まさか雄のひよこが処分されているとも全くしりませんでした。

Reference: pixabay (2022)





鶏を育て、たまごを生産することを仕事としている人たちもいます。その方たちのおかげで私たちはたまごを店頭で購入することができるのです。

でも、その裏側ではいろいろなことがあると見聞きをすると、普通に「特売のたまご」を買うことを考えさせられることも増えました。

こちらではFree range のたまごを買っています。鶏にたまごを生ませ、それを食べていることには変わりはありません。でも私は飼育方法に違いがあると知ってしまった以上、ケージエッグはもう買わないと思います。 

ただ…日本ではケージエッグが特売になり、そして平飼いのたまごの販売店もそんなに多くはなく値段が高いのも現実です。

少しでも動物たちの恩恵受けている私たち人間が、良くできることがあるなら増やせたらいいなと思います。 

Have a lovely weekend!



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