同じ茶葉から生まれる緑茶と紅茶とウーロン茶の作り方の違いは?
2024.8.6
目次
緑茶と紅茶とウーロン茶、身近に感じるお茶ですよね。色も香りも違うそれぞれのお茶ですが、実はこの3つのお茶は同じ茶葉からできてるんです!どうして同じ茶葉から違う種類のお茶が生まれるのか、ご紹介していきます!
緑茶と紅茶とウーロン茶、茶葉を作る加工が違う!
緑茶と紅茶とウーロン茶、発酵の度合いが異なります。
緑茶の作り方は?
緑茶は不発酵茶と言われており、摘んだ後にすぐ加熱します。すぐ加熱することで、発酵を防ぎ、酸化酵素の働きを止めるのです。この工程で茶葉を蒸したり、炒ったりするそうです。そのため、鮮やかな緑色のお茶がいただけます。
紅茶の作り方は?
紅茶は、発酵茶と呼ばれ、完全に発酵させて作ります。摘んだ茶葉をしおらせてから揉み、発酵を進めることで茶葉が赤褐色に変わり、濃厚でコクのある味わいと特有の香りが生まれます。
提供元:紅茶の製造
ウーロン茶
ウーロン茶は、緑茶と紅茶の中間に位置する半発酵茶と呼ばれています。茶葉を摘んだ後、しおらせてから軽く揉み、部分的に発酵させることで作られます。発酵の度合いにより、さまざまな種類のウーロン茶が存在し、軽やかな風味のものから、濃厚で深い味わいのものまで、たくさんの種類のウーロン茶があるんです。
緑茶と紅茶とウーロン茶の健康効果
緑茶と紅茶とウーロン茶、どのお茶にも共通して言えるのは、たくさんの抗酸化物質を含んでいることなんです。特にお茶の成分で有名なカテキンという物質は、 抗酸化作用があり、老化や免疫機能の低下を予防するのに役立ちます。 その他にも、体脂肪減少させることや、むし歯菌に対する作用などの効果が期待出来るんです。
・緑茶:カテキンが豊富で、アンチエイジングや脂肪燃焼効果、抗菌作用もあります。
・紅茶:発酵過程で生まれるテアフラビンには抗酸化物質が含まれています。
・ウーロン茶:血糖値の調整や脂肪吸収の抑制に役立つと言われているそうです。
まとめ
緑茶と紅茶とウーロン茶は、同じ茶葉から作られていますが、加工方法の違いにより異なる風味、色合いを持つお茶になっています。これらの違いを理解することで、お茶をより深く楽しむことができるかもしれません!