マイクロチップの義務化。オーストラリアでは当たり前?
Chappy
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こんにちわ。Chappyです。
海外ではマイクロチップの装着は随分前から義務となりつつあります。
私の住む国オーストラリアは州ごとに法律がありますが、ほとんどの州でマイクロチップの装着は義務とされています。
マイクロチップの義務化というと、なんとなく「え〜。なんかヤダー」なんて感じがしませんか? 環境省によると日本も6月から装着が義務付けされたので、今回の記事ではマイクロチップについて書きます。
マイクロチップ基本情報
マイクロチップは動物病院でつけてもらえます。マイクロチップはごく小さい電子器具で、サイズで言うと直径約2ミリ、長さ約1センチ以下のサイズが主流です。生体適合ガラスでできています。マイクロチップにはナンバーがついていて、大きめの注射器のようなものを使って皮下に装着します。
とはいっても、「マイクロチップは体に入れて痛くないの?なんかかわいそう。」なんて思ったりしませんか?
私の猫は10年以上前に日本でマイクロチップを装着しました。背中の皮膚を引っ張って皮下に装着しましたが、「ガチャ」っと鳴った音にちょっと「痛っ」みたいな表情をした気もしましたが、それで終わりました。その後も様子がおかしかったり、痛がったりする様子も全くありませんでした。
なので、私の感想としては装着時の様子は、「まぁ大丈夫かな」という感じです。
心配な場合は、装着前に動物病院で質問したり、マイクロチップを見せてもらったりするといいかもしれませんね。
マイクロチップについての情報は環境省のHPを参考にしてください。
オーストラリアでのマイクロチップの義務情報はこちらで確認できます。
RSPCA マイクロチップ情報
マイクロチップをつける利点
利点はいろいろと考えられます。主なところでいえば、犬や猫が外に遊びに行ったり逃げてしまった場合に、マイクロチップをつけていれば、専用のリーダーでマイクロチップのナンバーを読み取り、飼い主を見つけることができます。
万が一、行方不明のペットを発見したら、動物病院でマイクロチップの装着有無を確認してもらうのもいいと思います。もちろん、その逆も考えられます。飼っているペットが外に遊びに行って帰ってこないなんてことがあっても、もし誰かが保護してマイクロチップのナンバーを確認してくれると、飼い主に連絡がきます。
犬猫を保護してもマイクロチップを装着していないとある意味、お手上げというか、情報ゼロになってしまいます。結果、大切なペットに再会できるまで時間がかかってしまいますね。
マイクロチップをつける欠点
マイクロチップをつけていると、マイクロチップに登録されているデータを元に、飼い主を探してもらえるといいましたが、実はこれには欠点があります。
マイクロチップ装着時に、飼い主の登録内容ですが、何らかの理由で飼い主が変わったり、連絡先が変わった場合にはきちんと登録情報を変更する必要があります。
これが、意外と結構忘れられているんです。
うっかり忘れているとせっかくマイクロチップを装着して、飼い主情報を登録していても、無意味になってしまいます。
もう一つの欠点ですが、ブリーダーやペットショップから購入した犬猫については装着が義務になりましたが、それ以外は「努力義務」なんだそうです。
そのため本当に飼い主さん次第ですね。
保護された場合、誰かからもらった場合などはマイクロチップの装着は義務付けされていません。
これにはどういう意図や違いがあるのかはわかりません。そうはいっても日本は災害も多い国なので、万が一のことを考えて装着しておいた方が良いと思います。
みなさんは、飼い主としてどう考えますか?
Have a lovely weekend.