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そばの花と山

テラリウムの住人⑥ 草花との生活

Staff

こびと

目次

こんにちは!こびとです。

私にとって草花にふれることは日常なのですが、皆さんはどうですか?

野外で草花の存在に気づく機会が少ない、という人はこのブログを見て気づいてもらえたら嬉しいです。

草花との出会いがあなたの1日をほんの少し咲かせることができますように。

さあ、今回はイヌタデです!

イヌタデの生態

イヌタデ
イヌタデ 撮影:こびと

タデ科イヌタデ属の植物です。1年草なので、発芽して枯れるまでの生涯を1年間で終えます。

背丈は20cmから50cmほど。北海道・本州・四国・九州・朝鮮半島・中国・マレーシアに分布しています。日本では道端や野原などで普通に見ることができます。

名の由来「役に立たない」?!

犬蓼の「犬」は「否」がなまったという説があります。また、イヌタデは「役に立たないタデ」という意味で名づけられたそうです。

イヌタデはヤナギタデという植物に似ています。ヤナギタデは葉に辛みがあり香辛料に使用されますが、イヌタデの葉は辛みがなく、香辛料としては使えません。このことから、ヤナギタデに比べると役に立たないとされてしまいました。

別名「アカマンマ」

この花は子供たちのおままごとに使われていました。花の部分を赤飯に見立てて遊んでいたことからついた別名がアカマンマです。1つ1つの花はゴマ粒くらいなので、赤飯というよりたらこ味のふりかけに見えませんか?

また、たらこのような粒1つ1つは蕾なので、こんな風に花が開きます。

イヌタデ
イヌタデ 撮影:こびと

蕾が開く姿が見えるのは、目線を低くして近づいたときだけです!

今日までの私にとってイヌタデの群集地は「一面ピンクの花畑」で、遠くから見て終わり…昔から名前は知っていたのに、蕾が開いたらどんな姿なのか今日まで知らないままでした。

皆さんは、イヌタデに出会ったら立ち止まって近づいてみてくださいね。

イヌタデがくれる癒し

いかがでしょうか。イヌタデを見てみたくなってきましたか?今は紅葉の季節なのでモミジやイチョウに目を奪われますが、道端の草にも目を向けてもらえたら嬉しいです。

最後に、私が実際にイヌタデを見た感想を述べます。この花のある場所に到着したときの気持ち、それはこの上ない安心感。

おそらく、今年もこの花にまた出会えたと思うから。

この花と出会うことは私の中での息抜きなのでしょうか。いや、ホッとするというひとときと言うのが正しいのかもしれません。

皆さんもこんな風にほっとする場所や時間をお持ちでしょうか?このブログがそうであったらいいのですが。

おや、目の前に何か落ちてきました。葉っぱ?どんぐり?

スズメバチでした。それでは今日はこの辺で。

追伸

そういえば、イヌタデの花言葉は「あなたの役に立ちたい」 だそうですよ。

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