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雛や幼獣は、保護しなければ死んでしまうのでは?

はい、その可能性も充分にあります。しかし、幼獣を育てる時、大抵の哺乳類の親は付きっきりで授乳をします。雛も、親鳥は一日に100回以上、種によっては500回以上、餌を運んで世話をします。これは人の手ではとてもかないません。
また、雛や幼獣が他の生き物に狙われ、食べられてしまったとしても、自然の摂理の中ではそれも大切なことです。
見守るという選択をし、例え、その子の命を救うことができなかったとしても、悔やまずに、他の生き物の命に繋がったのだと、そう思っていただければ幸いです。

回答協力:NPO法人ジャパンワイルドライフセンター