2022.12.13
2022年版レッドリスト:森林減少と気候変動がもたらす被害
最新の衛星画像から熱帯地域で急速な森林減少が確認されるとともに、バードライフのIUCNレッドリストの最新版では、森林に依存する鳥類の絶滅危機度が上がったことがわかりました。
気候変動の影響は、すでにオーストラリアの多くの固有種に打撃を与えています。
しかし、希望が持てる保全の成功事例もあります。
的を射た取り組みが、最も危うい立場にある絶滅危惧種の運命を変えることができることを証明しました。
バードライフのレッドリスト・チームは、鳥類の公式レッドリストの評価機関として、世界の鳥類11,000種の状況を定期的に評価し、絶滅危惧種を特定しています。今年のレッドリストの更新は、モントリオールで生物多様性条約(CBD)のCOP15が開催され、今後10年間の生物多様性保全の在り方が討議されている重要な時期に行われました。
バードライフの「State of the World’s Birds(世界の鳥類の状況)」の最新レポートで強調されているように、世界の環境は危機的状況にあり、鳥類のほぼ半数が減少し、八種に一種が絶滅の危機に瀕しています。最新のレッドリストはこれらの懸念を反映しており、緊急な保全活動の拡大が強調されています。
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