2022.12.2
希少なハチドリがコロンビアで再発見
アイガシラハチドリの再発見は、自然保護に携わる人々に希望を与えました。
コロンビアのシエラネバダ・デ・サンタマルタ山脈にのみ生息する比較的大型のハチドリ、アイガシラハチドリ(Santa Marta Sabrewing, Campylopterus phainopeplus)を、地元のベテランバードウォッチャーが再発見しました。同種の目撃例は、1946年に初めてデータ収集が行われるようになって以来、二度目です。前回目撃されたのは2010年で、研究者がアイガシラハチドリの世界初の写真撮影に成功しました。アイガシラハチドリは、「Search for Lost Birds(失われた鳥を探して)」が選ぶ「失われた鳥トップ10」にリストアップされるほどの希少種です。
SELVA、ProCAT Colombia 、World Parrot Trustと共同でシエラネバダ・デ・サンタマルタの固有種を調査していたYurgen Vega氏は「調査地を離れようとしたとき、一羽のハチドリが目にとまりました。双眼鏡を取り出し、それがアイガシラハチドリであると分かった時、大きな衝撃を受けました。幸運にも、ハチドリは枝に止まり、写真と動画を撮る時間を与えてくれました」と語りました。
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