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ジャパンワイルドライフセンターボランティア風景
NPO法人ジャパンワイルドライフセンター

2020.8.26

ボランティアスタッフにインタビュー ジャパンワイルドライフセンター


実際にボランティア活動をするスタッフの方に、インタビュー!

ということで、今回は実際にジャパンワイルドライフセンターさんでボランティア活動をするスタッフの方に、

インタビューをしてきました。

今回は3名の方にご回答いただきありがとうございます。

各質問の後に、それぞれご回答を記載いたします。

― 団体でのボランティア活動をしようと思ったきっかけを教えてください。

(R.T)

私の通う学校では文化祭でプレゼンを行います。

そこで私は毎年環境に関する事を発表してきました。もともと環境問題に興味があり将来は環境問題への改善を試みています。

しかしこのままでは実行力に欠けていると感じ何か実際にできることはないだろうかと考えたどり着いたのがボランティア活動でした。

そこで私は都内の環境/動物保護団体を探し見つけたのがJWCでした。

都内で野生動物を実際に保護しボランティアを募集しているのはJWCぐらいで、

関心を持った私は友人(N.T・A.K)を誘いボランティア活動を始めました。

(N.T)

きっかけは環境や動物にもともと関心があり、友人(R.T)に誘われたからです。

大きな問題は身近なことからと言われていますが、日常的なことを意識するだけでは物足りず、

直接的に関与できる機会が欲しかったため、このような活動ができると知ったときはとても嬉しく思いました。

(A.K)

野生動物の保護に関わるボランティアをずっとしたいと思っていた時に、

R.TがJ W Cを見つけ、誘ってくれたことがきっかけでボランティア活動を始めました。

以前アメリカに住んでいた頃は、常に庭に野生動物がいました。

そのこともあり、動物はずっと好きで、何か保護のお手伝いができたらという思いもあって活動することを決めました。

ジャパンワイルドライフセンターボランティア風景

-団体でのボランティア活動を通して、新たに得た知識や経験などを教えてください。

(R.T)

私は主に通信を作成する手伝いと月に数回保護施設の方でボランティアをさせていただいてます。

学校では頻繁にパソコンを使用することから通信の作成に苦労することはありませんでした。

しかし保護された動物の世話は何もかもが初めてで大変でした。

餌の分量や掃除の手順、覚えることが多くてスタッフの皆さんには迷惑かけたと思います。

またボランティアを始めた当初は現場の過酷さに少しショックでした。

保護されてくる多くの野生動物は生死の瀬戸際に立たせられている子が多く、通信を作成する上で訃報を知ったり、

前回世話した子が次ボランティア行った時にいなかった時は心が痛みました。

しかしこのような現実を目の当たりにすることで、より一層環境問題への改善の気持ちが強くなりました。

(N.T)

一番印象に残ったのは、怪我をした動物たちと遭遇した際のノウハウです。

例えば、雛鳥を見つけた場合特別な外傷が見られない限り巣から落ちただけの可能性があり、親鳥が探しに来るため、必要以上に干渉しない方が良い。

このような専門的な知識は教わらない限り知ることが出来ないのですが、動物との関わりの中で多く存在するため、ボランティアを通して知識を得ることはとても貴重な経験となりました。

(A.K)

法律上、外来種は保護してはいけない決まりがあるとはじめに説明された時、とても驚くと共に、そのような法律は本当に正しいのかと疑問に思ったことを覚えています。

そして活動を通してカラスやハトにも種類があり、その中でも法律上保護できない種がいることも知りました。

ジャパンワイルドライフセンターボランティア風景
キジ

-団体のボランティア活動を継続していくには、この意識やこのスキルは必要!というのがあれば教えてください。

(R.T)

スキルとかではないのですが自分の行動にそれなりの想いが必要だと思います。

動物保護や環境問題へ取り組むのはボランティアのようなものだと私は思います。

取り組むべき!と感じた人が取り組み改善を試みますが実際に見返りは特にありません。

動物を保護するから給料が得られるわけでもないですし、動物たちから感謝されるわけでもありません。

どんなに手当てをしても助からない子もいて、結果と努力が見合わないこともあるかもしれません。

しかしこれらを乗り越えることに意味はあるようにも感じます。

一命を取り留め、リリースに成功した一匹から新たな命に繋がっていたらそれ以上に喜ばしいことはないと思います。

加えてこのような活動は実際に行なっていることに意味があると思います。

結果がどうであれ目の前の命を救おうとする行為は、どこか人間として大事なことを教えられているようにも思えます。

あくまでもこれは私の考えですが、このような想いがあると助からない命を前にしてもそれに意味を見出し前向きに進むことができると思います。

(N.T)

テレビや雑誌、過去の経験などから動物たちに関心を持ち、少しでも役に立ちたいとボランティアに参加する方が多いかと思われます。

しかし、東京を中心に暮らしている私たちは日常的に動物たち(特に野生)と接触することはほぼありません。

テレビやインターネットなどで目にする動物たちを身近だと感じるかもしれませんが、私たちの多くにとって実は非日常的な存在なのです。

そのため、活動をするにあたって心に留めておくべきことは、「命と対面」しているという意識を持ち、目の前にいる動物たちにできる限りを尽くすことだと思います。

(A.K)

私は以前、頭に糞を落とされた経験もあり、鳥がとても苦手でした。

特にハトが苦手だったのですが、保護されたキジバトに餌をあげ、ケージの清掃をするようになってから段々可愛く見えるようになり、今では苦手意識は全くありません。

確かに初めは少し怖かったのですが、それよりもこの子がなぜ保護されてきたのか、どうしたらリリースできるのだろうかということを考えていたので全く怖くなくなりました!

目の前にいる動物のことを考えて、何ができるか意識することが大切なのではないかと思います。

キジバト
ジャパンワイルドライフセンターボランティア風景

-最後に一言、何かあれば教えてください。

(R.T)

たまに施設にタヌキが保護されてくる時があるのですがタヌキがとんでもなく可愛いです。

施設に送られてこないことが野生動物として一番なのかもしれませんが、どこか癒しを感じてしまうこともあります。

また、私は今ボランティアとしてしか貢献できていませんが後はもっと大きくJWCをサポートできたらなと考えています。

(A.K)

私たちが見慣れている(キャラクターやドキュメンタリーの)動物たちは、誰にでも受け入れられるような姿に美化されています。

それは自然な姿の一部に過ぎず(人間による動物たちへの害を含める)認めたくない悲惨な現実を隠しています。

だからこそ、動物たちの本来のあり方そのままを受け入れ、接することを教えてくれるこのボランティアに意味を感じ、活動に楽しく参加させていただいています。

(N.T)

私の将来の夢はシンクタンクのような職に就き、政策提言を通して環境問題を解決することです。

そもそも政策に興味を持ったきっかけがJ W Cで野生動物に関する法律に疑問を持ったからです。

動物にも人間にも優しい世の中を作るためにも、今後もボランティア活動を通じて自分が将来できることを考えていきたいです。

タヌキ
ジャパンワイルドライフセンターボランティア風景

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