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ダチョウ

ダチョウはアホで頭が悪すぎる?行動や生態をご紹介!脳みそが小さい!?

2024.5.21

目次

あなたは、ダチョウと聞くと何を思い浮かべますか?

ダチョウってどんな鳥?

「走るのが早い」「鳥にしては大きい」

などが一般的かなと思います!

実はそれらの一般的な特徴に匹敵するくらい有名な噂があります。

それは、「ダチョウの頭が悪い」ということ。

今回は「ダチョウの頭が悪い」という点についてご紹介していきます!

本当に頭が悪いのか?それともそれは噂なだけなのか…

ダチョウは頭悪い!?それは本当か?

検索エンジンでも関連キーワードで出てくるほど、ダチョウは頭悪いと思われています。

なぜなのでしょうか?

ダチョウの頭が悪いと言われる理由一覧

どういう理由から頭が悪いと言われているかを一覧でご紹介すると。

  1. 砂に頭を突っ込む行動
  2. 表情の変化が少ない
  3. 単純な習性
  4. 集団での同調行動
  5. 逃走時の直線的な動き
  6. 目立つ身体の大きさと小さな脳

こういう点が挙げられます。では、ここから何点か詳しく見ていきます。

ダチョウの脳みそは小さい=アホ?

まずダチョウは脳みその大きさが40gほどと言われています。

体重が100 ~ 150kgなので、かなり小さいという印象ですね。

ちなみに、人間の成人の脳の重さは1200 ~ 1500gほど。人間の成人の一般的な体重がだいたい50~70kgだとすると、ダチョウと比べると人間の脳は圧倒的に大きいのがわかります。

脳の大きさは、知力や記憶力にも影響はしてきます。そのため、小さいからアホだと思われています。

ダチョウの単純な習性が影響している?

ダチョウの習性でこんなエピソードがあります。

「サバンナで肉食動物に襲われそうになった1頭のダチョウ。危険を察知するのが早く一目散に走る、逃げる!そのダチョウが走るのを見て、群れの他のダチョウも理由がわからずに走る」

こういうエピソードが結構あり、周りの何もわからずに走り出しているダチョウはアホだ!と思われてしまう。

上記のエピソードに似たような動きをする動画があったのでご紹介します!

動画引用元:4K Relaxation Channel

こちらの動画では、水を飲んでくつろいでいるダチョウの群れにジャッカルが近づいてきます。そのジャッカルに気づいた1頭のダチョウがジャッカルを追いかけ回します。ある程度ジャッカルを追い払ったように見えますが、その後に何故かダチョウの群れ全体も走り出しています。

群れで逃げているというより、群れでジャッカルを追い払ったというようにも見えますが…なぜ走り出したのかは動画を見てもわかりません笑

羽を広げて走るダチョウの姿もありますが、威圧感を感じますね!

一緒に走るダチョウ
画像作成者:KATSU

砂に頭を突っ込む(頭を地面に埋める)行動

ダチョウは頭を地面に埋めているような行動をとることが度々あります。これは肉食動物から自分を守るために頭を地面に埋めている(隠している)とのこと。

そんなことをしても、身体は丸見えなので意味が無い!その行動がアホだと思われる。

ダチョウの顔の特徴(表情)が変わらない

これは他の生き物全般にも言えることだとは思います。ただ、ダチョウは「何も考えていませんよ!」というような顔(表情)をしているようにも見えるので、アホそうだと思われる。

ダチョウ
画像引用元:Pixabay

実際は頭は悪く無いのでは?と思われる生態

ダチョウの頭が悪いと思われる生態やエピソードについてご紹介しました。続いてはその生態も実は「頭が良い」行動なのでは?と思える点をご紹介します!

1頭走り出すと他のダチョウも意味もわからず走り出す点について

上記でご紹介したこの生態。これは私の考えですが、この行動は肉食動物から身を守る行動としては優れている点ではと思います!

もちろん、肉食動物から逃げる場合は、「どこに何がいる」かを把握してから逃げる方が良いとは思います。しかし、弱肉強食の野生の動物同士の戦いです。相手が狩りの体制に入っている場合、身を低くされていると発見しにくいこともあるし、すでにダチョウに向かって走り出している場合もあります。

それをいちいち「どこに敵がいるの?」と確認してから逃げていたら、自分が食べられてしまうかも!?その方がアホです笑

そのため、とりあえず走って逃げる。これは実は頭が良いから出来る行動かもしれません。

他のメスの卵を育てる理由について

ダチョウは群れで性格をしていて、他のメスの子供も一緒に育てます。この行動が自分の子供もわからないのか?と頭が悪い行動のエピソードとして言われる場合もあるのです。

しかし、これは自分の子供や群れの仲間や家族を1匹でも多く、肉食動物から守るための行動とも考えられます。

親がそれぞれ自分の子供だけの世話をしていると、子供のお世話に集中してしまい、その分周りへの注意が減りますよね!

せっかく群れで生活をしているなら、役割分担をすることで生存率を高めることができます!

そのため、この習性は弱肉強食の野生の世界を生き抜く為に培った力だとも思います。

動画引用元:Story Animal Giving Birth

ちなみに、前述でご紹介した肉食動物から身を守るために頭を地面に埋めるといった行動も、実は肉食動物から身を守っているのではなく、卵を動かして世話をしているだけなのです!

卵を世話している姿を離れたところから見ると、頭だけ地面に埋めているように見えているだけです。全然頭悪くありません!

参考:Why Do Ostriches Bury Their Heads In The Sand?

ダチョウのイラスト
画像作成者:KATSU

人間よりも圧倒的に視力が良い

これはちょっと違うかもしれませんが、ダチョウの視力はとても良いと言われています。

3.5キロ以上離れたものを認識したり、40キロ先の蟻の動きが見えると言った説も。

どれだけ視力が良いのだ!驚きです!

ちなみに目の重さは60gほど。脳よりも重いのです笑

ダチョウのイラスト
画像作成者:KATSU

まとめ

実際にダチョウの頭が良いか悪いかについては、どこを基準におくかで変わってきます。

人から見れば脳みその大きさや知力から、頭は悪いと思われるでしょう。しかし、ダチョウの世界からすれば別にそれが普通であり、決して頭が悪いと言われるようなことは無いと思われます。

現代に生きる鳥類の中では最大になる大きな身体で弱肉強食の世界を生き抜いているのです。むしろ、賢い動物だと思う方が良いのかもしれません。

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