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実は種にも食べ方がある?スイカの効能について

2024.3.27

目次

まだまだ春の暖かさや急に寒くなったりする日が続いていますね。そろそろ暑い夏も恋しい時期、今回は実は種も皮も美味しくたべれる食べ方があるスイカについてご紹介していきます。

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動画引用元:Youtube チアセブンアーチ 動画音声作成:Voice By ondoku3.com

実は食べる部位で効果も違う?スイカの効能と中医学としての働きについて

夏にいいとされている代表の食材、スイカ。90パーセントは水分となっており暑い夏の水分補給や熱中症対策予防にもぴったりです!

スイカジュース
画像引用元:pixabay
スイカに多く含まれる栄養素は?

・抗酸化作用が高いビタミンC

・利尿作用があり、体の浮腫の改善や、血圧の改善にも大事なミネラル、カリウム

・眼や皮膚の粘膜の健康を保ち、免疫機能を維持する作用も期待できるビタミンA

・こちらも抗酸化作用の高い栄養素、βカロテン

・血流を改善したり、動脈硬化の緩和にも大切なアミノ酸、シトルリン

水分を多く含むだけではなく、たくさんの栄養素が含まれているスイカ。夏には欠かせないですね。

甘くて美味しい、スイカの赤い部分について

スイカの赤い色は、トマト同様リコピンが含まれています!なんとトマトの1、5倍の量のリコピンがスイカの赤い部分には含まれているのです。

切ったスイカ
画像引用元:pixabay
そもそもリコピンはどんな栄養素?

リコピンとは、カロテノイドと呼ばれている栄養素の一つです。見た目は赤色や、オレンジ色、黄色をしています。 カロテノイドには美肌効果や動脈硬化予防、老化予防、がん予防などの効果が期待できる抗酸化作用があります。カロテノイドの中でもリコピンはとりわけ強い抗酸化力を持っています!実は脂溶性のリコピン。

スイカの白い部分も実は栄養たっぷり!

普段は残してしまいがちな、スイカの皮の白い部分ですが、実は赤い果肉の2倍もの量の「シトルリン」という栄養素が含まれています。シトルリンは、体内の老廃物を体外へ排出しするのをサポートしする大切な働きがあり、また、抗酸化作用やコラーゲンの分解を抑えるはたらきがあるので、なんと紫外線から肌を守ってくれる効果もあります。

スイカの白い部分、美味しい食べ方は?

白い皮の部分を千切りにして、塩と鷹の爪で揉み込んで、数時間漬け込みして作る即席の漬物や、千切りにしたものをスープやサラダに入れてもおすすめです!

スイカの種の効能と食べ方について

なんとスイカは種まで食べられる、驚きですね。無駄なく食べれる食材だなぁと痛感します。

まず、スイカの種の効能はどのようなものなのでしょうか?

スイカの種の栄養素は?

・タンパク質

・脂質

・ミネラル

・ビタミンE、ビタミンB群

・リコピン

実は栄養素が多く含まれているスイカの種。おすすめの食べ方は、ローストして食べると美味しいそうです。

オリーブオイルと塩でローストしたスイカの種はスナックの代用にもなりますし、ナッツと一緒に食べても美味しいそうです。オートミールに一緒に入れて食べても体にいいそうです。

中医学からみたスイカの働き

スイカ
画像引用元:pixabay

スイカの種は、中医学で生薬名では『西瓜子仁』と呼ばれるものとなっています。

実はスイカのタネにはイライラしているのを鎮めてくれる鎮静作用や、血圧を下げる、膀胱炎の症状を緩和する、便秘を改善させる、などといった効能があると言われております。ローストして食べるだけではなく、煎じてお茶にする、という摂取方法もあります。

スイカのタネを乾煎りした後で、すり鉢やフードプロセッサーで少し砕いてから、沸騰したお湯で3分煮出します。一度乾煎りしているのか味的には飲みやすい印象がありました。

夏はまだ先ですが、暑さでイライラを落ち着けるのには、いいお茶かもしれません。

まとめ

まだまだスイカの旬の時期まではありますが、暑い夏に食べるスイカは美味しいですよね。

最近では気温の変化でスイカが不作となってしまう場所もあるそうです。食べて応援というのも大事ですね。

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