3R(スリーアール)って何?3Rで私たちにできることと環境への影響
2023.3.21
目次
今回は3R(スリーアール)についてご紹介します。
私たちが意識して取り入れられる3Rの実践方法を紹介し、より持続可能な地球環境を築くことについて考えてみます。
環境に良い?3Rとは?
3Rとは、「Reduce(リデュース:減らす)」、「Reuse(リユース:再利用)」、「Recycle(リサイクル:再生利用)」の略称です。
廃棄物を減らし、自然環境や資源を保護するための活動です。
・リデュースは、無駄を減らすことで、需要を抑制し、資源消費を削減することができます。
・リユースは、再利用することで、物品の寿命を延ばし、廃棄物の量を減らすことができます。
・リサイクルは、再利用や再加工によって廃棄物を資源として活用することで、原材料の消費を減らし、地球環境を守ることができます。
3Rによって、生活者は環境保護に貢献し、資源消費を減らすことができます。
3Rを実践するメリット・デメリット
3Rを実践すると、数々のメリットが得られます。
まず、リデュース(Reduce)を実践することで、ごみの発生量が減り、自然環境への負荷が軽減されます。
次に、リユース(Reuse)により、使用済みの物品を再利用することで、廃棄物を減らすと同時に、資源の節約にも繋がります。
そして、リサイクル(Recycle)により、再資源化することで、新たな物品や資源を生み出し、環境汚染の抑制にも繋がります。
一方、3Rを実践する上でのデメリットとしては、手間や時間、コストの面が挙げられます。
リサイクルに必要な分別作業や、リユースに必要な手入れや修理作業など、手間や時間が必要です。
また、リデュースを実践することで、商品そのものが少なくなるため、コストがかかる場合もあります。
しかし、これらは環境問題への貢献のための小さな犠牲と言えます。
3Rを実践することで、私たちは自然環境の保全に貢献し、より持続可能な未来を築くことができます。
個人でも3Rで出来ること。
個人でも3Rで出来ることはたくさんあります。
例えば、家庭内でのごみ分別やリサイクル、使い捨てできるものは少なくするリデュース、使い捨てではなく長期間使える商品を選ぶリユースなどがあります。
また、買い物の際にはエコバッグを持参したり、不要なものをリサイクルショップに持っていったりすることもできます。
個人の取り組みが積み重なれば、大きな環境問題にも寄与することができます。
3Rを実践し、健康的で持続可能なライフスタイルを目指しましょう。
まとめ
3Rは地球環境を保護するために重要なプロセスです。
3Rの実践によって、廃棄物の減量、再利用、リサイクルが可能となり、自然環境に負荷をかけることを最小限に抑えることができます。
私たちは、個人でも3Rを実践することができます。
プラスチックバッグの使用を減らしたり、古着を寄付したり、リサイクル可能な製品を購入するなど。
3Rの実践には、メリットとデメリットがありますが、世界的に環境保護が重要視される現代において、積極的な実践が求められています。