日本で冬眠する哺乳類一覧と冬の暮らし
2025.11.25
目次
紅葉の季節を過ぎると、冬の到来です。日本に生息している両生類・爬虫類・昆虫、そして哺乳類の中には、冬眠をする動物たちもいます。
そこで本記事では、冬眠をする哺乳類にフォーカスし、詳しく解説します。ぜひ最後までお読みください。
冬眠とは?
冬眠をする理由は何ですか?
冬の間はエサが減ります。そのため、その期間エサがなくても生きていけるように、消費エネルギーを抑えるためです。

冬は、エサとなる植物・動物が減るため、十分な栄養を摂ることができません。そのため、消費するエネルギーを抑える必要があります。
消費エネルギーを減らすためには、体温を下げ脈拍や呼吸数も減らす必要があります。そのため冬眠を行うわけです。
日本に生息している動物の中にも、一部の昆虫・両生類・爬虫類・哺乳類は、冬眠を行います。本記事では、冬眠を行う哺乳類について、詳しく紹介します。
冬眠する哺乳類
日本に生息している哺乳類の中で、冬眠をする動物は何ですか?
ヒグマ・ツキノワグマ・ヤマネ・シマリスなどの動物が、冬眠をしています。
冬眠をする代表的な哺乳類としては、ヒグマ・ツキノワグマ・ヤマネ・シマリスなどがいます。
それぞれの動物について、詳しく紹介します。
ヒグマ

基本情報は、以下のとおりです。
| 生息域 | 北海道 |
| 体長 | オス:1.5~2m、メス:1.4~1.7m |
| 体重 | オス:150~400kg、メス:100~200kg |
| 冬眠期間 | 12月~翌年3月頃まで |
| 備考 | 浅い眠りであり、少しの物音でも起きる。メスは、冬眠期間中に出産を行う |
ツキノワグマ

基本情報は以下のとおりです。
| 生息域 | 本州・四国 |
| 体長 | オス:1.2~1.5m、メス:1~1.3m |
| 体重 | オス:40~100kg、メス:30~60kg |
| 冬眠期間 | 12月~翌年3月ごろまで |
| 備考 | メスは冬眠期間中に、出産を行う |
ヤマネ

| 生息域 | 本州・四国・九州の低山~亜高山帯の森 |
| 体長 | 11cm |
| 体重 | 20g |
| 冬眠期間 | 気温が9度以下になる期間 (例:長野県では、11月上旬~翌年4月中旬) |
| 備考 | ネズミの仲間。天然記念物 |
シマリス

| 生息域 | 北海道 |
| 体長 | 10~18cm |
| 体重 | 28~142g |
| 冬眠期間 | 10月~翌年4月頃まで |
| 備考 | 2~7日ごとに目覚めて、貯蔵したエサを食べる |
冬眠はしないが冬の行動が変わる哺乳類
日本に生息している哺乳類の中で、冬眠はしないものの冬の行動が変わる哺乳類には何がいますか?
タヌキ・キツネ・シカ・イノシシなどの動物が代表的です。
冬眠はしませんが、冬の行動が変わる主な哺乳類を紹介します。
代表的な動物として、タヌキ・キツネ・シカ・イノシシなどがいます。
それぞれの動物について、詳しくみていきましょう。
タヌキ

| 生息域 | 日本全国(北海道はエゾタヌキ) |
| 体長 | 50~60cm |
| 体重 | 3~5kg |
| 冬の行動 | 冬毛になり、活発にエサを探す |
キツネ

| 生息域 | 日本全国(北海道はキタキツネ) |
| 体長 | 60~78cm |
| 体重 | 5~7kg |
| 冬の行動 | 冬毛になり、ペアを作り出産を迎える |
シカ

| 生息域 | 日本全国(北海道はエゾジカ、四国・九州はキュウシュウジカ、離島には固有種が生息) |
| 体長 | オス:90~190cm、メス:90~150cm |
| 体重 | オス:50~100kg、メス:25~80kg |
| 冬の行動 | 冬毛になり、体力を消耗しないようにじっとしていることが多い |
イノシシ

| 生息域 | 本州・四国・九州(沖縄はリュウキュウイノシシ) |
| 体長 | 130~140cm |
| 体重 | 75~190kg |
| 冬の行動 | 雪の少ない沢沿いや、山沿いの除雪された場所に出没しエサ探しをする。交尾を行う |
まとめ
日本国内に生息している哺乳類は、冬眠をする動物・冬眠をしない動物がいます。また、冬眠をしない哺乳類の中にも、冬場には生活形態が変わる動物もいます。
積雪する地域では、足跡で動物の種類が分かりやすくなるため、観察に行かれてはいかがでしょうか。















