なぜ橋だけ凍る?冬の道路凍結の秘密
2026.1.10
目次
冬になると、道路は凍っていないのに橋だけがツルツルに凍っているなと感じたこと、ありませんか?
実はこれは気のせいではなく、物理的な原因があるのです。運転での通勤時、気をつけないと危ないですよね。
今回は、橋がなぜ凍りやすいのか、わかりやすく解説します。
橋だけ凍るのは「地面からの熱」がないから?

通常の道路は、地面の上にあるため、地面と一体になっています。
昼間に地中に蓄えた熱が夜間も路面に伝わり、急に冷えにくいという特徴があります。
ですが、橋は構造上、下が空洞で地面と接していません。
そのため、地中からの熱が伝わらず、夜間や気温が低いときに 路面温度が急速に下がりやすいのです。
引用サイト:Roadway Icing and Weather: A Tutorial
橋は上下左右から冷やされる構造だからすぐ凍る?

橋は上だけでなく、下面も冷たい空気にさらされるため、熱を放出しやすい構造になっています。一般の道路は下が土なので、熱が閉じ込められやすく、冷却がゆっくり進みますが、橋は四方から冷気が流れ込みます。
橋が凍る影響と言われる放射冷却と風
冬の夜は、地面や構造物から熱が宇宙へ放射され、さらに気温が下がります。この現象を放射冷却といいます。橋は空気に囲まれているため、この放射冷却の影響も受けやすく、さらに冷えが進みます。
また、橋の下を風が通り抜けることで、熱がさらに奪われやすくなるという研究もあります。道路と比べても、こうした熱損失が大きくなるのが橋です。
引用:橋梁路面の凍結現象のメカニズムの解明と軽減のための技術開発
本当に危険なのは「見えない凍結」

特に怖いのが、気温が0℃を少し上回っていても橋が凍ることがある点です。これは、路面温度が予想以上に低くなるためで、いわゆる ブラックアイスバーン(透明な氷) が発生しやすくなります。
冬の運転で橋を通る時どこに気をつければ良い?
道路が乾いて見えても、橋の上は凍っているかもしれません。冬道では「橋=危険ポイント」として常に意識することが、安全運転につながります。
まとめ
冬道を運転してると急に凍っててどきっとすることもありますよね。これからますます寒くなるので通勤・通学での運転は気を付けていきたいですね。
















