大気汚染対策で、私たち(自分たち)にできることを知り、環境問題改善へ
2025.8.15
目次
私たちに「今すぐできる大気汚染対策」があることをご存知ですか?
実は、大気汚染は命にも関わる重大な問題です。しかし、大気汚染問題は少しの工夫と行動で私たち自身が改善に貢献できるのです。
今回は、私たちにできる環境問題改善を8選ご紹介します。
大気汚染について
大気汚染は、産業活動や交通で出る煙やガス、化学物質などの排出によって引き起こされます。
特に都市部や工業地域では深刻な問題となっています。
影響の範囲は広く、健康への悪影響や環境の損壊、気候変動への影響などが挙げられます。

この数字を知ると、大気汚染がどれほど影響しているか、自然と考えてしまいますね。
こちらの動画は、大気汚染の原因・影響・対策を、子どもにもわかりやすく解説していますので、ぜひご覧ください。
大気汚染対策で私たち(自分たち)にできること 8選
1、公共交通機関を利用しよう!
大気汚染物質の削減には、公共交通機関を利用し、自家用車の使用を減らすことが重要です。
バス、電車、自転車などの公共交通機関を積極的に利用しましょう。
バスや電動自転車を使う日を週1回増やすだけでも、チリも積もればで大きな変化になります。
2、エネルギーの使い方を見直そう!
エネルギー効率の向上のためには、自宅や職場でのエネルギーの使い方を見直すことが重要です。
LED電球を使用したり、電化製品のスタンバイを避けることで、エネルギー消費を減らし、大気汚染の原因となる発電の量を減らすことができます。
就寝前にコンセントを抜くだけでも、節電につながります。

3、再生可能エネルギー源を利用しよう!
太陽光や風力などの再生可能エネルギー源を利用することは、化石燃料による大気汚染を減らす手段です。
自宅で太陽光発電システムを導入するなどの、再生可能エネルギーへの投資を考えてみましょう。
電力会社の「再エネプラン」に切り替えるだけでも、化石燃料依存を減らせます。
4、リサイクルをしよう!
ゴミの不適切な処理は大気汚染の原因となり得ます。
リサイクルや分別をきちんと行うことで、廃棄物の量を減らし、焼却や埋立処分による有害物質の放出を減少させることができます。
ペットボトルをリサイクルするだけで、原料から新たに作るより約60%のエネルギーを節約できます。
5、緑化を取り入れよう!
植樹活動や緑化の推進は、大気中の二酸化炭素を吸収して酸素を放出するため、大気汚染の緩和に貢献します。
地域のボランティア活動や植樹イベントへの参加によって、積極的に環境への影響を改善しましょう。
自宅の庭やベランダに1本木を植えるだけでも、CO₂吸収効果があります。

6、大気汚染について意識を高めよう!
環境のことを考える人を増やすためには、大気汚染の問題に関する情報を広めることが重要です。
ブログやSNSを活用して、身近な人々に大気汚染の現状や影響について伝えることで、一緒に行動する意識を高めることができます。
SNSで1回シェアするだけでも、友人やフォロワーに新しい気づきを与えられます。
7、政策へ参加しよう!
大気汚染は、個人の努力だけでなく、地域や国レベルの取り組みも欠かせない大きな問題です。
地域の環境団体に参加したり、政府に対して環境保護に関する意見を伝えることで、より大きな変化を促すことができます。
一人ひとりのできる行動は小さくても、声を合わせると大きなインパクトに。
8、生活習慣を見直そう!
自分の生活習慣を見直すことで、大気汚染に対する影響を減らせる場合もあります。
持続可能な食品を選び、プラスチックごみを減らすなど、自分の生活全体で環境への配慮を意識することが重要です。
マイバッグを使うだけでも、年間数百枚のレジ袋を削減できます。

あなたの街でも取り組みはされています
自治体によっては、大気汚染対策として私たちにできることを紹介しているところもあります。
こちらは北海道の「CO2削減のため、日常生活でできること」のページです。

こういうページも参考にしてくださいませ。
引用元:Britannica
引用元:Air Pollution Control Bureau
まとめ
大気汚染対策は、私たち一人ひとりの努力から始まると言えます。
自分の行動が周囲に影響を及ぼし、広がっていくことを思い描いてみましょう。
未来の世代に美しい環境を残すために、今できることをしっかり考えて実行しましょう。
大気汚染の問題に向き合い、改善に寄与することは、私たちの使命でも