かっこいい!最大級の鳥類ハクトウワシをご紹介。天敵はいる?
2023.8.9
目次
今回は白い頭が特徴の鳥、ハクトウワシのご紹介です。
鳥類最大級のハクトウワシ
ハクトウワシは、タカ目タカ科のワシです。英語では「Bald eagle」と言われています。
鳥類にはダチョウやエミューなどのもっと大きい種類はいますが、ハクトウワシも大型の鳥類として知られています。
体長は86 ~ 110cmほどで、鳥類の中では大きい。
さらに翼を広げると1.8m ~ 2m強の大きさにもなります。
人間の身長よりも長いので、大型の鳥類というのは頷けます。
肉食の鳥類で、主に魚類や小型哺乳類・爬虫類を食べている。
幼鳥の頃は、頭は白く無い。全身が黒い毛で覆われた黒い鳥である
野生のハクトウワシは主に、北アメリカのアラスカ州やカナダに生息している。
北アメリカアメリカの沿岸部に広く分布し生息しているハクトウワシは、アメリカ合衆国の国鳥にもされています。
ハクトウワシに天敵はいる?
ハクトウワシは前述の通り、鳥類でも大型の部類であり肉食です。
その為、ハクトウワシを狙う天敵は基本的にはいません。しかし、幼鳥や卵は他の肉食鳥類や哺乳類に狙われる場合もあります。
その為、ハクトウワシは木の上など、他の動物に狙われにくい位置に巣を作ります。
ハクトウワシは絶滅危惧?
一時は絶滅危惧種にもなったハクトウワシですが、現在は個体数も増加傾向にあり、絶滅の懸念は低いとされています。これは、保護活動の成果によるものです。
ハクトウワシは、1800年後半くらいから急激に数を減らしました。これは、人間による狩猟や活動領域の拡大により住処が減ったことや、人間が散布した農薬を食べた魚類などをハクトウワシが食べたことが原因の1つとして考えられています。
野生の世界では、天敵という天敵はいないハクトウワシですが、唯一人間が天敵に当てはまるかもしれません。
ハクトウワシは日本国内で見られる?
野生のハクトウワシは日本国内には生息しておりません。
しかし、国内の複数の動物園で飼育されていますので、ご興味がある方はぜひ見に行ってみてください。その大きさに驚くのではないでしょうか。
など。他の国内動物園にも飼育されていますので、お近くの動物園を調べてみてください。
まとめ
きりっとした目つきや、白い頭が鮮やかでかっこいい!と人気のハクトウワシ。
見た目だけでなく、肉食性という点やアメリカの国鳥だということも、ハクトウワシはかっこいい!と言われる所以かもしれませんね。
このかっこいいハクトウワシの姿をこれからの未来でも見れるように、引き続きの保護活動への意識を保っていきたいと思います。