太陽の虹の輪?ハロ現象が見えやすい時期は?
2024.6.25
目次
北海道の南側、いわゆる道南の知内町にも青の洞窟と呼ばれるところがあり、そこまではボートで行くのですが、ボートでの道中、太陽の虹の輪、ハロ現象が見えました。
今回は見れたらラッキーな現象、太陽の虹の輪、ハロ現象についてご紹介します。
太陽の虹の輪、ハロ現象とは?
日本語では日暈(にちうん・ひがさ)ともいうハロ現象。
そもそもハロ現象とはどのような時に起こる現象なのでしょうか?実は、空の高い位置に太陽が透けて見えるくらいような薄い雲が太陽の近くに広がっている時に起こる現象です。薄い雲が広がっている時に太陽の周りに光の輪が見えている状態のことをハロ現象といいます。
ハロ現象はなぜ太陽の周りに輪を描くようにあるのでしょうか。通常の虹は太陽がある逆方法で雨が降っている時、雨の方向を見た時に雨粒の中で光が反射して虹になります。
ハロ現象の場合は、上空の薄雲を構成する氷の粒によって太陽光が内側に曲げられ、光の強い部分が環状に見られます。
・ハロ現象は虹に分類されないんです。虹と違う点は、太陽光が雲の中に含まれる「氷の粒」に当たり、屈折することにより発生する現象
・虹とは雨が降った後によく見られるアーチ形のもので太陽の逆側に見える現象
ハロ現象ってどんな意味がある?
ハロ現象が見られたときは、実は天気が下り坂のサインや地震が来る前ぶれ、とも言われることが多いそうです。
昔から吉祥の印、とも呼ばれることが多く、昔は元号(昭和、平成など時代の名前)が変わるくらいの吉兆であったといいます。
またハロ現象が見えた時には、運気アップや幸運の前兆、潜在能力の開花、願望成就、心身の浄化、変化の兆しなどの意味もあるそうです。
ハロ現象が見えやすい時期はある?
実はハロ現象は見える時は結構出現率の高い現象だそうです。晴れている日に薄い雲が広がっていたり、いわし雲を見たら、ハロ現象に出会えるかもしれません。
基本的には1年を通してハロ現象は観察できます。特にハロ現象が出やすい時期は4月~6月と言われています。
手のひらを広げ、空に向かってまっすぐ腕を伸ばしましょう。
小指の先を太陽に重ね、親指のところまでの距離で虹色の円が見えたら、それがハロ現象です。
まとめ
今回はハロ現象についてご紹介させていただきました。
実は身近に見ることができる現象なんですね。私は先日初めて見ました!空を見上げる機会が減ってしまったからかもしれません。太陽を直接見るのは目に悪いので、できればサングラスを着用してから見た方がいいですね。