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手を伸ばすハムスター

ハムスターの頬袋はどのくらい入るの?野生のハムスターっているの?ハムスターの歴史について

2024.4.24

目次

ペットでも定番のハムスター。ちょこちょこと動く様子や手で餌を持って食べている様子はとても愛らしいですよね。今回は、いつもいっぱい口に含んでいるハムスターの頬袋についてと、今も野生で生きているハムスター、また、ハムスターの歴史についてご紹介していきます!

実は昔からいなかった?ハムスターの歴史は?

ブロッコリーとハムスタ
画像引用元:pixabay

実は、はじめてハムスターの記録として登場したのは、200年前になるんです。もっと古いのかな?と思っていましたが、実は200年前までは記録としては人に発見されずにこっそりと過ごしていた生物だったんですね。

1797年に出版されたアレクサンダー・ラッセルの著書「The Natural History of Aleppo」に掲載され、弟のパトリックによる追加注記が付けられました。

そこには、ハムスターが頬袋にエサを詰め込む姿を見て、とても驚いたことが書かれていました。

では、日本にはいつハムスターは来たのでしょうか?

日本にハムスターが来たのは、実は戦時中の1939年で、初めは実験用として入ってきたのが最初でした。ペットとして輸入されはじめたのは第二次世界大戦後と言われています。 

参考:The Discovery of the Syrian (Golden) Hamster, Mesocricetus Auratus

ハムスターはどのくらい頬袋に詰め込める?

食べてるハムスター
画像引用元:pixabay
ハムスターの頬袋はどこまで?

ハムスターの歯から肩甲骨あたりまでの口の中の皮膚のことをいいます。

広い範囲に渡るハムスターの頬袋。肩甲骨あたりまであると言うのが驚きですね。

元々野生動物だったハムスター。タカやワシ、蛇など天敵もいっぱいいる中での生活でした。そんな天敵に狙われないよう、ハムスターの住処は地下です。外で食べ物を見つけるとハムスターは大きな頬袋に食べ物を詰め込み、安全な場所である巣に持ち帰る習性があります。

では、ハムスターは実際にどの程度の量を詰め込むことができるのでしょうか?

ハムスターは顔の2、3倍の容量詰め込むことが出来ると言われており、ひまわりの種であればだいたい約200粒くらいは詰め込むことが出来るそうです!

他にもリスなど頬袋がある生物はいますが、ハムスターの頬袋とは伸縮性が違うそうです。ハムスターの頬袋は伸縮性に長けているので、顔の2、3倍の量というすごい量の餌を詰め込むことができます。

動画引用元:BBC

こちらの動画では、ハムスターの頬袋について説明されています。

動画引用元:BBC EARTH

野生のハムスターにはどこで会える?

つぶらな瞳のハムスタ
画像引用元:pixabay

日本には、実は野生のハムスターは存在していず、ハムスターの野生種、というのは確認されていないそうです。日本では野生のハムスターに会うことは残念ながら叶いません。

ですが、世界中には野生種のハムスターが生息しています。

野生種がみられるのは、ヨーロッパや中東、中央アジア、東アジアなどで多くが乾燥地帯に生息しています。野生種は26種存在することが分かっています。

野生のハムスターは世界のどこにいる?
  • ゴールデンハムスター:シリア、レバノン、パレスチナ
  • ジャンガリアンハムスター:カザフスタン、シベリア、中国北西部
  • ロボロフスキーハムスター:ロシア

まとめ

実は200年前に発見されたハムスター。それまでは人に見つからずに生きてきたと思うと隠れるのも上手な生き物なんだなと思いました。野生のハムスターもペットのハムスターもつぶらな瞳で大きい頬袋に餌を入れてる姿はどちらも可愛いですよね!

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