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カンガルーがムキムキでマッチョな理由!袋は臭い?

2024.2.14

目次

今回の記事は

カンガルーの生態や特徴、なぜムキムキ、マッチョなのか、カンガルー肉は食べれるのか、カンガルーの袋は臭いのか、天敵入るのか、種類、生涯、などについて紹介していきます。

カンガルーの生態と特徴

カンガルーはオーストラリアとその周辺の広範囲にわたる環境で生息しています。草原、草地、森林、および半乾燥地域など、さまざまな地形に適応しています。2本足でジャンプしながら走る姿が印象的な動物です。おなかに袋を持っている有袋類(ゆうたいるい)の中で最も有名な動物です。赤ちゃんカンガルーを袋の中で育てます。カンガルーは草食動物なので主に草木などの植物を食べています。

カンガルー
画像引用元:Adobe Stock

なんでカンガルーはムキムキ、マッチョなの?

実は、カンガルーの身体は筋肉の塊です。カンガルーのオスは発情期にメスにアピールする為に争いを行います。争いは、発達した大きな後足や尻尾でバランスを取り殴り合います。これがいわゆる「カンガルーのボクシング」。両手で殴り合う姿はボクサーです。さらにカンガルーの種類によっては、尻尾だけで身体を支えて、足でキックをする場合もあります。カンガルーのオスはこの争いに勝つとメスに強いカンガルーだと思われて繫殖できる。そして、この争いに勝つカンガルーは筋肉が発達している強いカンガルーです。さらに筋肉の発達しているカンガルーはメスにもてるということもわかっています。実際にカンガルーによっては、争いとは別に自分の筋肉をメスに見せつけてアピールするものもいるとか。つまり、カンガルーがムキムキ、マッチョの理由は繫殖する為。子孫を残す為です。ムキムキ、マッチョの筋肉が発達しているカンガルーが子孫を残せば、子孫のカンガルーもムキムキ、マッチョの筋肉が発達しているDNAが受け継がれる。こうして、筋肉が発達しているカンガルーが後世に残っていくのですね。

カンガルー
画像引用元:Adobe Stock

カンガルーに天敵はいる?

そんな筋肉が発達しているカンガルー。果たして、肉食動物に狙われるのでしょうか。結論から言いますと、オーストラリアの野生下のカンガルーに天敵はいません。いないというよりいなくなったが正しい表現にはなります。カンガルーの天敵として有名な動物は、すでに絶滅してしまったフクロオオカミです。フクロオオカミは、オーストラリアのタスマニア島に生息していた、哺乳類・フクロネコ目の大型肉食獣で1936年に絶滅しました。このフクロオオカミはカンガルーを補食していたとされ、カンガルーの天敵となっていました。しかし、絶滅してしまった現代ではカンガルーの天敵という天敵は基本的にはいないとなっているそうです。いたとしても、あの筋肉で殴られたり蹴られたりすると、肉食動物もひとたまりもありませんよね。

フクロオオカミ
画像引用元:Adobe Stock

カンガルーの寿命は?

カンガルーの寿命は種によって異なりますが、一般的には10〜20年程度です。例えば、レッドカンガルーやグレイカンガルーは野生では10〜15年、飼育下では15〜20年程度生存することが知られています。

カンガルーの種類は?

レッドカンガルー(Red Kangaroo)
最も大きく、オーストラリアの中央部や西部に生息しています。彼らの毛皮は赤褐色で、非常に強力な後ろ足と長い尾を持っています。
グレイカンガルー(Grey Kangaroo)
レッドカンガルーに次ぐ大きさを持ち、オーストラリア各地に広く分布しています。灰色の毛皮が特徴で、草食性の動物です。
ウォラビー(Wallaby)
カンガルーに似ていますが、一般的には小型で、より森林地帯に生息します。オーストラリア全土に広く分布しています。
ツリーカンガルー(Tree Kangaroo)
陸生のカンガルーとは異なり、木に住むカンガルーです。主にニューギニア島やオーストラリアの一部の地域に生息しています。
ウォンバット(Wombat)
これもカンガルー科に属しますが、地中に穴を掘って住む特徴的な動物です。オーストラリアに生息しています。

カンガルは胎盤がない!未熟児で生まれるの?

カンガルーは育児嚢と呼ばれるおなかの袋の中で子育てを行います。胎盤を作らないため子宮の中で長い間赤ちゃんを育てることができず、数日から数週間の妊娠期間を経て未熟な胎児の状態で赤ちゃんを出産します。赤ちゃんは未熟な状態で生まれ、母親の袋で成長します。実は、袋の中に母親の乳房に接着されています!そんな機能も備わっているなんて驚きですね!その後、6〜8か月後に袋から出て、母親の周りで遊び始めます。1年後には母親からの依存度が低くなり、群れの一員としての役割を果たす準備が整います。

子育ては協力

カンガルーの子育ては、生後の成長段階や環境条件に応じて異なる要素が含まれますが、母親や群れのメンバーが協力して子育てを支援することが一般的なので、赤ちゃんが巣立つと、他のメスが順番に赤ちゃんを見守り、必要に応じて保護します。

カンガルーの袋は臭いの?

カンガルーの袋は一般的には臭いがしません。なぜなら、カンガルーが非常に綺麗好きで毎日自分の身体を舐めることで清潔を保つためです。また袋には常に新鮮な空気が循環し、通気性があります。ただし、状況によっては特有の匂いが感じられることがあります。例えば、赤ちゃんが袋の中で、便や尿を排泄することでポーチ内に臭いが発生することがあります。また、赤ちゃんがポーチ内で食事をすることで食べ物の匂いが漂うこともあります。

カンガルーは集団行動なの?

カンガルーは集団行動です!これにより、お互いを守りながら採食や移動、子育てを行うことができます。特に夜間に活動する種では、群れでの行動がより顕著で、家族や親しい関係のカンガルーは一緒に行動し、互いに関係を築きます。これにより、群れには警戒する係など役割分担があり、外敵が接近すると群れ全体で防御行動を取ります。また、メスとオスが群れでの行動を通じてパートナーを見つけ、繁殖行動を行います。特にオスは群れ内で競争し、優位性を確立しようとします。これらの集団行動は、カンガルーが社会的で協力的な動物であることを示しています。

まとめ

今回は、カンガルーがムキムキ、マッチョの理由。そんなカンガルーに天敵はいるのかをご紹介しました。カンガルーは草食動物だが、あの筋肉に闘争心の高さを考えるとまさにボクサーやアスリートですね!

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