お米で出来てる?新しいエコ素材ライスレジンって?
2025.10.25
目次
みなさん、「ライスレジン」って聞いたことありますか?
実は、お米からできているプラスチック素材のことなんです。といっても、食べるお米ではなく、古くなって売り物にならないくず米や古米を使って作られているんです。
今回はそんなライスレジンについて詳しくご紹介していきます!
ライスレジン、お米からどうやって作るの?

ライスレジンは、不要になったお米を粉砕して特殊な技術でプラスチックのような素材に加工します。
この「植物由来」というのはポイントで、普通の石油から作るプラスチックに比べてCO₂の排出を抑えることができるんです。
たとえば、CO₂を吸って育ったお米を使えば、使い終わって燃やしてもCO₂の排出が±ゼロに近くなる「カーボンニュートラル」という考え方にもつながります。これって、かなり地球にやさしい素材に感じますよね。
引用:Biomass Plastic Innovation by Rice Resin
ライスレジンはどんなところで使われてる?

実は、結構もう身近なところで使われてたりするんです!
- コンビニやカフェのスプーンやフォーク
- レジ袋
- 化粧品や文房具のパッケージ
- 環境に配慮したノベルティや企業グッズ
見た目は普通のプラスチック、中身はお米。なんだか地球に優しいこのライスレジンの素材を使うことで、エコに対する意識が高めの選択もできます。
ライスレジンを活用することでSDGsにもつながる!

「お米を使ったプラスチック」がすごいのは、環境への配慮だけじゃなくて、農業や地域も助けていること。
廃棄されていたお米に新しい役割を持たせたり、耕作放棄地の活用につなげたり、地域の農家さんを応援する仕組みになっています。
米不足や米農家不足が問題となる中、これをきっかけに米農家を行う人が増えるといいですよね。
- 「気候変動への具体的な対策」
- 「陸の豊かさも守ろう」
- 「つくる責任 つかう責任」
まとめ
環境問題って、なんだか遠い話のように感じるかもしれないけど、こうして身近な「お米」とつながってると知ると、ちょっと考え方が変わってきますよね。
















