自然から学ぶモノづくり?バイオミミクリー
2023.11.26
目次
今回は「バイオミミクリー(バイオミメティクス)」について書いていきたいと思います。
バイオミミクリー(バイオミメティクス)
まず、バイオミミクリー(バイオミメティクス)って知っていますか?
…なにそれ?多くの方が思われたかと思います。
このよく分からない言葉を説明する前に、ちょっとしたクイズを出させてください。
バイオミミクリー(バイオミメティクス)のクイズ
「Q1」
簡単に取り外し出来るお馴染みのマジックテープ、実はある生物からアイデアを得ています。
それは動物・植物・昆虫のうち、どれでしょうか?
①動物
②植物
③昆虫
※クリックすると答えた表示されます!
「答え」②植物
オナモミ、俗に言うひっつき虫です。(僕の地元だけでしょうか?なぜ虫と呼んでたかは謎‥)
発明者は犬の散歩の時、犬の毛にくっついたこの植物を見て思いついたとされます。
Q2
新幹線の先端のクチバシ部分、これはとある鳥を見て設計されたとされます。
その鳥とは何でしょうか?
①鳩(身近ですからね)
②カワセミ(きれいな色ですからね)
③鷹(かっこいいですからね)
※クリックすると答えた表示されます!
「答え」②カワセミ
開発者はバードウオッチングが趣味で、
ある時、カワセミが水音を立てずに魚を捕まえたところから、空気抵抗を減らす構造を思いついたとか。
Q3
フランスのシンボルであるエッフェル塔(実は設計者の名前です)。
これにもモデルがあります。
さて、それは何でしょうか?
①キリン(背が高いですからね)
②もみの木(クリスマスツリーにも使われますからね)
③ヒト(「休め!」のポーズが似てますからね)
※クリックすると答えた表示されます!
「答え」③ヒト
設計者のエッフェルさんは軽くて丈夫な構造を探していた時、ヒトの大腿骨(だいたいこつ)を参考に
この塔を設計したといわれています。
いくつ正解しましたか?
博学な方はカンタンだったかも。
これら生物の特徴、性質、特技から学んだことを生かす技術開発、モノづくりを
「バイオミミクリー」「バイオミメティクス」あるいは「生物模倣技術」と呼びます。
私たち人間が課題としていた事(空気抵抗を減らすことや軽くて丈夫な構造など)は、実は、自然界ではとっくの昔に解決されていたなんて事が数多くあるようです。
しかも、省コスト、省エネで。
そう考えるといろんな生き物に対して、今までとは少し変わった視点で見ることができるかもしれません。
終わりに
私は生物の生存戦略や特徴を知ったり調べたりすることにとても興味があります。
皆さんにも少しでも興味を持ってもらえるよう、ブログを書いていきたい、と思います。
また、そういったことを紹介して皆さんと一緒にバイオミミクリーを考えていきたいとも思います。
そのほか、自分の身の回りで起こった事(インドアなのであまりないかも)や思ったことなど、
気の向くままに書かせてもらいます。
よろしくお願いします。