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公益財団法人世界自然保護基金ジャパン

2024.10.10

『生きている地球レポート2024』発表 自然と生物多様性の豊かさが過去50年間で73%減少

(原文)WWFインターナショナルは、10月21日(月)よりコロンビアのカリで開催される国連の生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)を前に、本日2024年10月10日(木)に『生きている地球レポート2024 -自然は危機に瀕している-』(英語名:LIVING PLANET REPORT 2024 – A System in Peril)を発表しました。

引用:『生きている地球レポート2024』発表 自然と生物多様性の豊かさが過去50年間で73%減少 ―地球は危険な転換点に直面、2030年までの取り組みが鍵―

チアセブンアーチ編集部からのコメント

当情報のポイント!

・この記事はPR TIMESに掲載されている内容を元に記載しています。

今回発表された『生きている地球レポート2024』は、地球の生物多様性が過去50年間で73%も減少した深刻な状況を示しており、大きな危機感を抱かせる内容でした。特に、淡水域での生物の減少が顕著で、河川や湖、湿地に生息する野生生物が最も大きな打撃を受けていることに心を痛めました。さらに、中南米やアフリカなどの地域では、減少率が非常に高く、世界全体で急速な環境劣化が進んでいることが浮き彫りになっています。

レポートは、生物多様性の喪失と気候変動という連鎖する危機が、地球を危険な転換点に向かわせていると警告しています。しかし、まだ取り返しのつかない段階には至っておらず、今後5年間の取り組みが非常に重要であると強調されています。この5年で、世界各国や民間セクターが積極的に行動を起こさなければ、私たちが享受している自然の豊かさが回復することは難しいでしょう。

このような状況を踏まえ、政府や企業、そして私たち個人ができることを真剣に考える必要があると強く感じました。

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