2024年、動物のプロの愛玩動物飼養管理士がオススメするドッグフード5選
2024.1.12
目次
ドライ、ソフトドライ、セミモイスト、ウェット。
皆さんはどんなドッグフードを選んでいますか?
最近は動物病院だけでなく、スーパーやインターネットなど、どこでもドッグフードを買うことができますね。
反面、「種類が多すぎて何を選べばいいのかわからない」そう感じる方も多いようです。
ドッグフードは愛犬の健康を大きく左右するもなので、できれば良質なものを選びたいですよね。
この記事では、動物のプロ、愛玩動物飼養管理士がオススメするドッグフードを厳選して5つご紹介します。
ドッグフードを選ぶ時は「◯◯」表示を探しましょう
ドッグフードは人間の食品と違って、安全基準が曖昧です。
つまりそれは、何が入っているかよくわからないということ。恐いですよね。
動物愛護が進んでいる欧米では、犬のためにも食品の安全基準を設けるべきだという運動が昔から行われてきました。
皆さんは、ドッグフードのパッケージの裏面に小さく「AAFCO」や「FEDIAF」と表記されているものをご覧になったことがあるでしょうか?
これこそ、「このフードは犬が健康に生きられる栄養基準を満たしています」という印なんです。
ひとつずつ見てみましょう。
AAFCOとFEDIAF
動物愛護先進国アメリカの団体『AAFCO』とフランスの団体『FEDIAF』。
これらはペットフードの世界的権威として認められている団体で、日本のペットフード公正取引協議会もAAFCOとFEDIAFの基準を取り入れています。
このふたつは、ペットが生きていくのに最低限必要な栄養素を満たしたフードにしか与えられない称号なので、逆にこのふたつの表記がされていないドッグフードは‥‥はっきり言ってあまりオススメできません。
もちろん、この表記がなくても素晴らしいドッグフードはたくさんあります。
でも、ドッグフードの原材料を入念に調べてそれが本当に良いものかどうか判断するのは、私たち一般の飼い主にとってはとても難しいといえるでしょう。
それで、簡単に良質なドッグフードかどうか判断できる手段のひとつとして、このふたつの表記『AAFCO』と『FEDIAF』を探すことをオススメします。
オススメ!ネットで買えるドッグフード
では、私が本当にオススメするドッグフードを5種類ご紹介いたします。
HILLS(ヒルズ)
アメリカのヒルズが提供しているフードの数は膨大で、犬の年齢や健康状態に合わせてフードを選ぶことができます。ヒルズのすごいところは、ドッグフードを作るための世界最大級の施設と最新技術を持っていること。150人以上の獣医師のもと日々研究が重ねられています。
ROYAL CANIN(ロイヤルカナン)
1920年代から続くロイヤルカナンは、フランスのメーカー。ロイヤルカナンのすごいところは、フードの用途によって粒の形を変えているところです。犬は大きさも身体的特徴も様々なので、それに応じた最適な粒の形をひとつ編み出すのに、数百種類の研究がされているようです。
Eukanuba(ユーカヌバ)
アメリカのドッグフードブランドユーカヌバは、高品質の原材料のみを使用しているのに、比較的コスパが良いことで人気です。ホームセンターなど取り扱っている店舗も多く、入手しやすいのもいいところです。
Dr.’sDiet(ドクターズダイエット)
日本のドッグフードブランド、ドクターズダイエットは、動物病院でしか買えないドッグフードとして知られていました。しかし現在はネットでも買えるようになったことで、より気軽に良質なドッグフードを手に入れることができるようになりました。
Mogwan(モグワン)
モグワンは日本のドッグフードブランドです。
モグワンのすごいところは、動物性タンパク質が50%以上もあるので、肉々しくて美味しいということ。
とても食い付きが良いので人気ですが、フードの量を調整してあげないとすぐ栄養過多になってしまうというデメリットもあります。
※モグワンの購入は公式サイトからの方がお得な金額で購入可能です!
1.8kg ¥5,038(税込み) 2024年1月時点
迷ったら、動物病院のドッグフードブランドをお試しするのがよし
いかがでしたか?何か気になる商品はあったでしょうか?
「色々試してみたいけど、あまりフードをコロコロ変えるのも良くないって言うし」
確かにそうですよね。でも安心して下さい。良質なドッグフードブランドは、大抵お試しできるようにサンプルを販売しています。
動物病院の待合室にもサンプルフードが置いてあったりしますね。
それらを少しずつ試してみると、愛犬にぴったりのフードと出会えるかもしれません。
もしそれでもよくわからなければ、一度獣医さんに相談してみてもいいかもしれません。
※特別療法食は動物病院でしか購入できません。
まとめ
私たち人間は自分で食べるものを選び、健康を維持することができます。
しかし飼い犬は飼い主が与えてくれるフードだけで栄養を取っています。
つまり、私たちが選ぶフードによって愛犬の健康が左右されるということ。
これはとても重要ではないでしょうか。
愛犬が健康に幸せに暮らすことができるように、飼い主としてできることをしてあげたいですね。