ボーダーコリーの性格は悪いの?特徴や生態とは?寿命が長い?
2025.3.5
目次
今回は、ボーダーコリーの特徴や生態についてみていきます。
ボーダーコリーの特徴とは?
状況判断力が抜群
驚異の運動能力
強い知的好奇心
スマートな体型
ボーダーコリーは、知能の高さとスマートな体型が特徴です。一部のボーダーコリーは人間の2~3歳児レベルの知能を持ち、200以上の単語を理解することができると言われているのだそうです。
状況判断力に優れており、他の犬種にはない高い知的好奇心を持っています。牧羊犬として活躍してきた歴史があり、羊の動きを瞬時に把握し適切な指示を出す能力を持っています。
そのため、ドッグスポーツ競技で活躍できる能力を持っています。

素晴らしい運動能力を有し、反射神経や瞬発力はもちろんのこと、持久力にも優れているという特徴があります。
ボーダーコリーは、その素晴らしい能力によって長年にわたりシープドッグ競技会で活躍しており、ビジュアルよりも作業能力が重視されてきました。
また、毛色にはさまざまな種類があり、その特徴は独特の柔らかい被毛で覆われていることです。
ボーダーコリーの毛色について
ボーダーコリーの毛色は様々で、一般的なブラック&ホワイト以外にも、レッド&ホワイト・ブルーマール・トライカラー(黒・白・茶)・レッドといったカラーバリエーションがあります。
ボーダーコリーの毛色は遺伝的に決まるものの、兄弟で全く異なるカラーになることもあるのだそうです。どんな色合いの子が生まれてくるかは予想がつかないようです。
しかし、個性豊かなボーダー・コリーはどの毛色でも魅力がある見た目で、とても愛くるしいですね。
ボーダーコリーは性格が悪いの?

「ボーダーコリーは性格が悪い」と言われることがありますが、これは少し違うようです。
ボーダーコリーは非常に頭が良く、自立心が強いため、適切なしつけをしないと頑固になったり、エネルギーを持て余して破壊行動をすることがあります。
しかし、これは「性格が悪い」のではなく、「エネルギーの発散が足りていない」ことが原因でおこる行動です。
ですので、破壊行動などが出ないように運動をさせてあげたりなどと、しっかりとしたケアが必要になります!
ボーダー・コリーは「中型犬」として分類される
ボーダー・コリーは、「中型犬」として分類されます。
オス

体高:53~55cmほど
体重:18~23kgほど
メス

体高:50~52cmほど
体重:14~20kgほど
体高はオスが53~55cmメスは50~52cmほどで、体重はオス18~23kg、メスが14~20kg程度のものが多く、比較的大きめの中型犬です。
そのため、小型犬のように身軽で可愛らしい印象や、大型犬のような迫力はないかもしれませんが、しっかりとした体つきを持ち、耐久力に優れています。
また、滑らかなアウトラインで均整が取れたスマートな体型をしており、美しい犬種のひとつでもあります。
ボーダーコリーの平均寿命と長生きの秘訣
ボーダーコリーの平均寿命は10~17歳と、犬の中では比較的長寿になります。
長生きの秘訣
適切な食事管理
十分な運動量
定期的な健康診断
精神的な刺激
長生きの秘訣は適切な飼育管理です。
適切な栄養バランスの取れた食事や1日1~2時間の散歩やドッグランなどの運動が必要です。
また定期的な健康診断を受けることが病気の早期発見につながりますのでとても重要です。
また、精神的な刺激を与えることも必要です。

ボーダーコリーは賢く、高い運動量が必要なため、適切な運動をすることが健康的な生活を送るために不可欠です。
適切な飼育管理を行うことで、ボーダーコリーと長く、健やかな生活を共にすることができます。
注意すべき病気やケガに関する情報も忘れずに把握し、予防策を講じることも重要です。
牧羊犬として働いていたボーダーコリーの能力

牧羊犬として働いていたボーダーコリーは、その優れた能力により高く評価されています。
彼らは、素晴らしい運動能力と持久力を持ち、一日中駆け回ることができます。
また、彼らは頭が良く、農場の仕事を適切にこなすことができます。
彼らは、羊を集めたり、仕分けたり、牛の世話をしたりすることができます。
そのため、彼らは牧場や農場の重要なパートナーとして扱われてきました。
現在は、家庭犬としても人気がありますが、彼らの歴史的な能力は未だに注目されているそうです。
ボーダーコリーは「目力」で羊をコントロールすることができるのだそうです!!
こちらは、目力でコントロールする練習をしている様子が撮影された動画です。ぜひご覧くださいませ。
注意すべきボーダーコリーの病気とは
ボーダーコリーは、非常に活発な犬種であり、運動量が多いため、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼などの骨関節疾患にかかることがあります。
また、目の疾患であるコリー眼異常や中心性進行性網膜萎縮なども見られます。
これらの病気は遺伝的な要因もあるため、適切な飼育や健康管理が必要となります。
定期的な健康診断や適切な運動量の調整、バランスの良い食事などが必要です。
飼い主として、早期発見と適切な治療が必要な病気について正しい知識を持ち、予防に努めることが大切です。
まとめ
今回はボーダーコリーについてご紹介しました。
運動能力に優れている犬種のため、飼育されている方・飼育を検討している方は、しっかりと飼育環境を整えて、責任をもって接してあげてくださいませ。
ボーダーコリーは、飼育環境によって長生きをする可能性が高い犬種でもあるため、長く一緒にいられる犬でもあります。
ボーダーコリーと長く幸せに暮らせるよう、愛情を持って育ててあげましょう!