柊木犀(ヒイラギモクセイ)ってどんな植物?花言葉や香りや特徴をご紹介
2023.2.3
目次
今回は柊(ヒイラギ)についてご紹介します。
日本の文化や欧米の文化でも登場する植物なので、ほとんどの方が柊(ヒイラギ)は知っているでしょう。
今回は柊(ヒイラギ)の中でも、柊木犀(ヒイラギモクセイ)という種類について見ていきましょう。
柊木犀(ヒイラギモクセイ)ってどんな植物?
まず柊(ヒイラギ)とは、モクセイ科モクセイ属に分類される植物です。
葉の先がとげとげしていて、触るともちろん痛い。
その中でも柊木犀(ヒイラギモクセイ)というのは、柊(ヒイラギ)とギンモクセイの雑種と言われています。
こちらが柊木犀(ヒイラギモクセイ)です。
そしてこちらがギンモクセイ
柊木犀(ヒイラギモクセイ)は、ギンモクセイのような花を咲かすのが特徴ですね。
その花以外は柊(ヒイラギ)全般に見られる、とげとげの葉をしっかりとつけます。
もちろん、触れると痛いです。
柊木犀(ヒイラギモクセイ)は、日向でも日陰でも育つ植物です。
その為、家庭でも育てることが出来ますし、庭先などに植えると防犯の役割もしてくれます。
柊木犀(ヒイラギモクセイ)の香り
柊木犀(ヒイラギモクセイ)の香りは、甘いクリームのような香りと言われています。
フルーティーな香りに感じる方もいて、非常に人気の植物なのです。
香水をはじめ、香りの商品の種類として使われることもあります。
そもそも柊(ヒイラギ)自体が香りが良いと感じる方も多い植物です。
柊木犀(ヒイラギモクセイ)の花言葉
柊木犀(ヒイラギモクセイ)の花言葉は、「歓迎」「保護」「用心深さ」などです。
柊(ヒイラギ)と同じですが、とげとげした葉がそう簡単には触らせない!という用心深さを印象させ、魔除けなどにも使われることから保護、甘いクリームのような上品な香りが歓迎を印象させているのではと思います。
他にも柊木犀(ヒイラギモクセイ)の花言葉はございますので、ご興味のある方は調べてみてくださいね。
なぜ鬼は柊(ヒイラギ)が苦手?
日本の文化である節分。その節分の日にやってくる鬼を追い払う為に柊(ヒイラギ)を使います。
これはなぜかと言うと、柊(ヒイラギ)は前述のとおり、魔除けなどの意味を持っています。
あとは、単純に柊(ヒイラギ)のとげが鬼にとって痛いから。
このような理由から、節分の日には柊(ヒイラギ)が飾られるそうですよ。
まとめ
今回は柊木犀(ヒイラギモクセイ)についてご紹介しました。
クリスマスの時期にも使用される柊(ヒイラギ)ですが、日本の文化からすると節分の方が、より柊(ヒイラギ)を見る機会が多いのではないでしょうか。
家庭の庭先や公園などで見られることも多い植物なので、もし、柊木犀(ヒイラギモクセイ)を見かけたらそっと香りをかいでみてください。※9 ~ 10月の秋ごろが開花時期です。
甘いクリームのような香りがするはずです。