イグアナはなつく?餌や生息環境は?ペットにできるの?
2024.1.19
目次
今回はイグアナについてご紹介します。
イグアナは日本ではペットにできるの?という疑問についても見ていきます!
イグアナってどんな動物なの?
イグアナは、爬虫類の一種で鱗を持つトカゲです。イグアナの野生の生息地は種類にもよりますが、主に中南米やインドなどに生息しています。
主に樹の上にいることが多く、昼間に活動をしています。この樹の上というのは、水辺の樹であることが多いです。
そういえば、動物園や水族館でイグアナの飼育環境を見ると、ただ樹があるだけじゃなくて水辺の環境も再現されているところが多い気がします。
昼に行動するイグアナは日光浴が大好きなため、樹の上でじっとしていることが多く、餌を食べる時に動き回ります。主に草食性であり、葉、果実、花、ベリーなどを食べます。
イグアナは日光浴が大好きと紹介しましたが、大好きというより爬虫類なので体温を上げるために日光浴が必要なのです。
哺乳類や鳥類と違って、爬虫類は自ら熱をつくり出すことが出来ないので、十分に日光浴で身体を温めてから活動を開始するのです。
他にもイグアナの特徴として、何と泳ぐことができます!爬虫類で有名なワニがいるので、イグアナが泳げると聞いてもあまり驚かないでしょうか。私は最初知った時は結構驚きましたけど笑
それでは泳ぐイグアナをご紹介します。
動画は、【BBC Earth】 のYoutubeを掲載させていただきます。
かなりの速さで泳ぐことわかりますね。荒れ狂う海でも問題無く泳ぐ姿は海洋哺乳類と同じくらいの泳力を持っていると感じさせます。
イグアナはペットにできるの?
イグアナはペットとして飼育することは可能です。ただし、他の種類の動物同様に、イグアナにはイグアナに適した飼育方法があるので、しっかりとイグアナの生態を理解する必要があります。
餌は何をあげる?
野生のイグアナは主に葉や実などの植物を主食としています。
そのため、飼育環境のイグアナにも同様に植物をあげます。例えば、野菜や果物などが良いと言われています。特に小松菜やチンゲンサイなどのカルシウムが多く含まれる野菜がおススメです!
イグアナ用のペットフードも販売されているので、そちらをご購入するのもおススメです。
飼育環境は?
イグアナの飼育するには、イグアナが動き回れるくらいの十分なスペースがある水槽やゲージが必要です。また野生の環境に近づけてあげるために、樹はもちろん日光浴が出来る環境も意識しないといけませんね!
庭などの屋外で飼育される場合もあるようですが、その場合は敷地外に逃がさないようにご注意ください。樹に登るのが得意な動物でもあるので、人の手が届かないところに行ってしまうこともありえます。
もし、逃がしてしまってそのまま野生化すると、飼育されていた方の責任問題になりますよ。
イグアナってなつくの?
イグアナは発情期には気性が荒くなることがありますが、基本的には温厚な性格をしています。
人になつくかと言われると、犬みたいななつき方はしません。しかし、元々じっとしていることが多いためか、人間が近寄っても逃げない場合も多い。
特に飼い主が相手の場合は餌をもらえると覚えていることもあるので、逆に寄ってきたりします。
それがなついていると感じる方もいるかもしれませんが、犬のように「遊んで!遊んで!」のような絡み方は基本してこない動物です。
爪が鋭い動物でもあるので、むやみやたらに手を出したりすると、ケガをする可能性もあるので注意は必要ですよ!
まとめ
今回はイグアナについてご紹介しました。
日本国内では野生はいないものの、多くの動物園で観ることができるので、知っている方が多いのではないでしょうか。
個人で飼育できる動物でもあるので、もしご興味のある方はしっかりとイグアナのことを知って、責任を持って飼育してくださいませ。