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ライオンの群れ

ネコ科最大級 ライオンの狩りや特徴をご紹介します。

Staff

KATSU

目次

今回は誰もが知っている百獣の王ライオンの特徴と狩りについてご紹介します。

ライオン

ライオンは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類。

主にアフリカやインドなどに生息しており、ネコ科では珍しく群れで生息している。

オスは体重が約190kg から 225kg程度で、体長も2.5mから3.3m程度あります。

メスはオスに比べると小柄で、体重は約120kgから180kg程度、体長も2mから2.7m程度です。

体格の大きさからもわかるとおり、オスの方がメスよりも力が強いです。

ライオンの群れ
画像引用:Pixabay

ライオンの狩り

ライオンは1頭または数頭のオスを中心に、メスと子供で構成された群れ(プライド)で生息しています。この中でも狩りはメスの仕事で、数頭~数十頭で獲物をしとめます。

ほとんどの狩りはメスだけで行いますが、大型の動物(キリン・アフリカスイギュウなど)の狩りをする時は、オスが参加する場合もあります。

画像引用:Adobe Stock

オスは前述のとおり、メスよりも力があるので、最後に仕留めるタイミングでオスが入ると、多くの草食動物は力負けしてしまいます。

こちらをご覧ください。

動画引用元:Nat Geo WILD

動画は、【Nat Geo WILD】 のYoutubeを掲載させていただきます。

この連携はライオンならではの狩りと言えるでしょう。

百獣の王の由来

ライオンが百獣の王と呼ばれる説は様々ありますが、群れでの連携した狩りで「どんな動物でもしとめることが出来るから」らしいです。

現在地球上で生息している陸上動物のほぼ全ての種を、狩る力はもっているのではと考えられています。

ライオンの狩りの成功率は低い?

ライオンはアフリカに生息している動物の中では、走る早さが遅い方です。

といっても、最大瞬間時速は80 km/hで走れるそう。

人間の陸上金メダリストの時速が45km/hだそうなので、人間と比べるととても速いですね!

しかし、その最大瞬間時速は80 km/hも持続力はない。その為、平均時速は60km/hほどだそうです。

野生の世界で走る遅さは狩りの成功率に比例します。

狩りの名手と言われているのがチーターなので、走るスピードがいかに重要かがわかります。

走る速さが遅いライオンは、走る遅さをカバーする為に、群れで狩りを行ったり、強力な力を持っているということです。

また、ライオンは意外と狩りをするより、他の肉食動物が狩った獲物を横取りすることが多いと聞いたことがあります。特にチーターが狩った獲物がよく狙われるそう…

その為、チーターは近くにライオンがいると狩りをしないことも。肉食動物同士もまた弱肉強食の世界なのですね。

チーター
画像引用:Pixabay

ライオンは絶滅危惧種?

ライオンは絶滅危惧種レッドリストではVUの位置にいます。

出典:レッドリスト Lion Panhera leo

絶滅危惧II類 (VU)※ 絶滅の危険が増大している種

参照文献:環境省 レッドリストのカテゴリー

草原の減少・獲物の減少・人間世界との距離感が近くなってきているなど、様々な要因が絶滅の危険を増大させています。

ライオン
画像引用:Pixabay

ライオンの姿を未来へ残す為。

しっかりと生態や特徴を知り、適切な距離感で共に地球で生きていきたいと思います。

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