手作り革製品とSDGsの関係は?サステナブルな暮らしを楽しもう!
2025.6.5
目次
昨日長野県の「くらふてぃあ杜の市」というイベントに遊びにいきまして、全国各地から集まってきた職人さんの作品を触れる機会があり、楽しく参加させてもらいました笑

今現在、少しずつ大量生産・大量消費の時代から、サステナブルで丁寧な暮らしへと価値観が変わってきているように感じます。そんな中、「手作り革製品」が改めて注目されています。特に地元のクラフトマンシップや地域工房の取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)と強く結びついており、環境保全と地域経済の両方に貢献していると言われているんです。
なぜ“手作り”がSDGsに貢献するのか?
手作りの革製品は、大量生産では実現しにくい長く使える品質の高さが魅力ですよね。
職人の手によって一つひとつ丁寧に仕上げられることで、物への愛着が生まれ、使い捨てから使い続ける暮らしへと変化します。

これはSDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」の実践例といえます。
さらに、地元のレザークラフト作家や革工房が増え、ワークショップや販売イベントが開催されるなど、地域活性化にもつながっています。
地産地消的なものづくりを通じて、経済循環を地域内で完結させる取り組みが、SDGs目標8「働きがいも経済成長も」にも対応します。
革製品の持つサステナビリティって?

革は、食肉産業からの副産物として生まれる天然素材。
適切な加工とメンテナンスを行うことで、何十年も使える耐久性を持っています。
近年は、化学薬品を極力使用しない「植物タンニンなめし(ベジタブルタンニンレザー)」が注目され、環境負荷の低い革素材として支持されています。
また、端革(はぎれ)や廃棄予定の素材を再利用したアップサイクル商品も人気です。
自分で作る、新しいライフスタイル
革製品を自分で作るという行為は、物を大切にする心を育み、ものづくり文化への理解を深めるきっかけに。
初心者でも参加できるレザークラフトの体験教室は、増えており、観光資源や地域文化の発信にも貢献しています。
まとめ

手作り革製品は、単なる趣味やクラフトを超え、SDGsへの実践的なアプローチのひとつと考えられてます。地元で作り、地元で使う。そんな身近な選択が、環境にも人にも優しい未来をつくります。手作り革製品は、単なる趣味やクラフトを超え、SDGsへの実践的なアプローチのひとつです。
ちなみに私は、熊本の革職人さんの財布を購入させていただきました。
誰が作ったか、どういう人が作ってるのかわかると、より大事に使おうという気持ちが増えるなぁ、と心から思いました。