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手の上の水滴

9月13日は遺贈の日。人生の想いを“未来”に託す寄付のカタチ

2025.9.6

目次

毎年9月13日は「遺贈の日」とされているんだそうです。

語呂合わせで「い(1)ぞう(3)」と読めることから、一般社団法人全国レガシーギフト協会によって制定されました。

この日は、遺贈という新しい寄付の形を広く知ってもらうための啓発の日です。今回は遺贈寄付についてご紹介していきます。

遺贈とは?誰でもできる社会貢献

遺贈とは、遺言を通じて自分の財産を特定の団体や活動に託す方法です。相続のように家族に限らず、自分の想いを反映して寄付ができます。

公益法人の情報によると?

「遺言によって死後に遺産を特定の人や団体に無償で贈与する行為」と定義されています。

引用:ご遺贈・ご遺産からのご寄付

子供と大人の手
画像引用元:pixabay

遺贈寄付の意義と手続きの流れ

遺贈は、人生の最後に、社会へ想いを託す「未来への贈り物」です。団体にとっては持続的な活動資金となり、本人にとっては生涯の思いを形にする手段です。
手続きは弁護士や司法書士等の専門家と相談しながら「公正証書遺言」を作成し、遺言執行者を指定するのが一般的ですこれにより、遺志が確実に実行されます。

他に遺言を残す方法はある?
自筆遺言書という手段もありますが、遺言書には、正式な形があり、無効になることや紛失することを考えると、専門家と相談することをお勧めされているそうです。

引用:遺贈、相続財産のご寄付をお考えの方へ

手を繋ぐ
画像引用元:pixabay

どんなものが遺贈として寄付できる?

寄付といえば現金のイメージが大きいですが、不動産や証券なども当てはまるそうです。

もちろん不動産や土地はそのまま寄付できないので、換価した後で寄付されることになります。

なぜ今「遺贈」が注目されているのか

少子高齢化に伴い「社会に役立てたい」という思いを持つ人が増え、遺贈寄付が広がりつつあります。公益法人への寄付は税制上の優遇が受けられる場合もあり、社会と個人の双方にメリットがあります。

足と手で作られたハート
画像引用元:pixabay

まとめ

9月13日の「遺贈の日」は、ご自身の想いを未来へ託すことを考えるきっかけです。

大切な財産を「最後の社会貢献」として生かす選択肢を、ぜひ一度検討してみてはいかがでしょうか。

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