動物の頂点ライオン。どんな動物でどんな種類がある?
KATSU
目次
今回は動物の頂点として君臨する「百獣の王」ライオンがどんな動物なのかと、どんな種類がいるのかを見ていきましょう。
すでに別の記事では、ライオンの「狩り」と「たてがみ」について記載しておりますので、そちらもご覧くださいませ。
ライオンのたてがみ。黒いほど、長いほど…。どんな意味がある?
ライオンってどんな動物なの?
他の記事と重複する部分もございますが、ライオンとはどんな動物なのか、改めて簡単にご紹介していきます。
ライオンは哺乳綱食肉目ネコ科ヒョウ属に分類される食肉類の動物です。
現代に生きるネコ科の動物の中では、大型(もはや最大)クラスの種類の動物になります。
ライオンの特徴はオスライオンはたてがみがあり、メスや子供にはたてがみがありません。
またネコ科の動物では珍しく、群れで生息する動物です。
ライオンは狩りも群れで行います。
大型の肉食動物であるライオンが群れで狩りをするとなれば、現代の陸上動物であれば、ほぼどんな動物でも狩ることができるでしょう。
これがライオンが「百獣の王」と呼ばれる所以(ゆえん)でもあるらしいです。
ライオンの種類
ライオンというのは、ライオンの種類の総称です。
つまり、ライオンと言っても様々な種類がいるのです。ライオンの種類は意外と多いので、今回は一部をご紹介します。
マサイライオン
アフリカのケニアやタンザニアのサバンナに生息しています。
別名、アフリカライオンとも呼ばれる種類です。野生のライオンはアフリカのサバンナで撮影されることが多いので、多くの方が見ているのがマサイライオンでしょう。

インドライオン
インドの保護区に生息しているライオンで、別名アジアライオン。
このアジアライオンというのも結構有名なので、聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
インドライオンの特徴としては、少し小柄なところ。あと、オスライオンのたてがみも短い傾向にある。
バーバリライオン
ライオン界の頂点。4m以上の体格を持つ個体もいたとされる、ライオンの中で最も大きい種類。
一度は絶滅したとされたが、モロッコで個人的に飼育されていた個体が発見されて、絶滅の表記が無くなった。
バーバリライオンはその大きさからか、1800年代から1900年頭くらいには、バーバリライオンはステータスとされて、貴族などに飼育されることになったそう。その乱獲や生息地域の減少などが影響して絶滅になったのです。
バーバリライオンは現在、モロッコのラバト動物園で飼育されている。
バーバリライオンの別名はアトラスライオンで、モロッコのラバト動物園でもアトラスライオンとして紹介されている。
ちなみに、ラバト動物園ではアトラスライオンの繁殖にも成功しており、まだまだ個体数は少ないものの、絶滅は免れている。
実は、バーバリライオンの血は他の種類のライオンにも流れている可能性があるとされており、実はバーバリライオンとの混血種だったということも珍しくないそうです。

※上の画像はフリー素材サイト内でバーバリライオンの検索で表示はされましたが、バーバリライオンと断定は出来ません
まとめ
今回はライオンってどんな動物なのかを改めてご紹介いたしました。
また、ライオンの種類についても一部をご紹介しました。
ライオンの種類は、他にも生息地域によって分かれますし、絶滅した種類も多いので、もしご興味がある方はご自身で調べてみてくださいませ。
いつか、生でバーバリライオンを見てみたいなと私は思います。