ハクチョウは飛ぶの?生態を知ろう!つがいは一生で永遠の愛だった!?
2024.4.8
目次
日本の湖にもその姿を現す鳥。優雅に泳ぐ姿は「美しい」を体現していると言われている。
その鳥「ハクチョウ」について、生態や特徴をご紹介します!
ハクチョウの特徴と生態
ハクチョウはカモ科の中でハクチョウ種に当たる7種の総称である。
日本ではオオハクチョウやコハクチョウが主に見られます!
主にハクチョウが日本に来る時期は冬。越冬をする為に、ハクチョウは日本にやってきて春頃にまた去っていくとされています。
北海道や東北の自然豊かな湖はもちろん、関東近郊の豊かな水場にも飛来します!関西などにも飛来する為、多くの方が一度は野生のハクチョウを見たことがあるのでは無いでしょうか。
美しいを体現する魅力
ハクチョウの特徴は名前の通り、真っ白の身体。
その白い姿で水面を泳ぐ姿はとても美しい。さらにS字のようにすらりとしなやかな首。
この見た目から、舞台や技名などで美しさやしなやかを表現する場合にハクチョウの名を使われることも多いのです!
ハクチョウは、明け方に食料がある水場などに向かい活動を開始します。そして、夕方頃までに食料をたくさん食べて寝床に帰る生活しています。ほとんど人間と同じような活動サイクルです。
ハクチョウのつがいは、永遠の愛だった!?
ハクチョウは、非常に絆が強い鳥です!
ハクチョウのつがい(夫婦)は、どちらかが死ぬまでずっと同じと言われています。
死ぬまでずっと同じ…つまり、ハクチョウの愛は永遠の愛ということになります。
このことから、ハクチョウは恋愛の表現に多く使われるのです!
見た目も愛もまさに美しい…
ちなみに、若いメスが年上のオスのハクチョウと結ばれた場合はオスの領土に、若いオスが年上のメスのハクチョウ結ばれた場合はメスの領土にいくそうです。強い方へ嫁入り・婿入りを果たすのですね!
参考:Mute Swan
ハクチョウは飛ぶ?
水面を優雅に泳いでいるイメージが強いハクチョウですが、もちろん飛ぶことができます!
そもそもハクチョウは渡り鳥です。オホーツク海など日本よりも寒い地域で繫殖し、冬のより寒い時期は日本に渡ってきて越冬をするのです。
ハクチョウの渡る際に飛ぶ距離は、2,000~3,000キロと言われることも!?
泳ぎだけじゃなく、飛ぶことも得意なんですね。
ハクチョウは何を食べる?
ハクチョウは水草や根などの植物を食べています。水面に浮かんでいるものから水岸に生えているものなどを好んで食べています。このことから草食性と思われがちです。
実は昆虫や貝なども食べることがある雑食性の鳥なのです!
ハクチョウが田んぼなどでも多く見られるのは、田んぼだと稲があり、落ちた稲の実など食料が豊富だかららしいです。
ハクチョウに食べ物を与える時は、パンでもトウモロコシでもキャベツでも何でも食べます。基本的には暴食するタイプの動物ではないので、必要な分を食べ終わると食べるのをやめてしまいます。
参考:Frequently Asked Questions (FAQs)
まとめ
見た目、生活スタイルの規則正しさ、一生の愛など、ハクチョウにはとても多くの魅力があります。
その多くの魅力は人間にとって理想となる部分もある為、いろいろな表現でハクチョウが用いられることが多いのですね。
これからは冬が本格的になってきます。今年も多くの地域で、越冬の為に渡ってきたハクチョウの姿が見られるかもしれません。
私も最近野生のハクチョウは観ていないので、久しぶりに探しに行こうかなと思います。