10月16日、世界食糧デーって何?
2025.10.11
目次
10月16日は、国連が定めた「世界食糧デー(World Food Day)」です。
世界食糧デー、聞いたことありますか?
世界食糧デーというのは、すべての人が十分な食にアクセスできる世界を目指し、飢餓や貧困、食品ロス、栄養格差といった食に関する課題を世界中で考える日なんです。
この日は、日本でも10月を「世界食糧デー月間」として、行政や教育機関、NPOなどがさまざまな啓発活動を行っています。
世界食糧デー。食の豊かさの裏にある「見えない飢餓」

世界では約8億人が十分に食べられない状況にありますが、同時に大量の食品が廃棄されている現実もあります。
日本ではどの程度食品ロスがありますか?
日本でも年間約520万トン(※農林水産省調べ)の食品ロスが発生し、その多くはまだ食べられる状態のまま捨てられています。
一方で、物価高騰や生活費の上昇により、「食費を切り詰めている」「子どもの食事を減らしている」という声も増えています。
食の格差は世界だけでなく、私たちの身近な地域でも広がっています。
引用:10月16日 世界食料デー(World Food Day)
SDGsの視点で考える「食と未来」

SDGsの目標2「飢餓をゼロに」は、単に食料を届けることだけではなく、持続可能な農業、食品流通、栄養バランスの改善、そして食品ロス削減など、幅広い取り組みを含んでいます。
私たちにできることは?
世界食糧デーをきっかけに自分を見つめよう

10月16日は、食べることのありがたさを見つめ直す日です。
いつもの食卓を通じて、「誰かの食卓」へ思いを巡らせてみませんか。
SDGsの輪は、国や団体だけでなく、一人ひとりの小さな行動から広がります。
まとめ
食を無駄にしない、支え合う社会へになって優しい社会を目指したいですね。
今日の一食を大切にすることが、未来の食を守る第一歩です。














