月

旧暦と新暦の違いとは?

2026.3.10

目次

よく言われる、旧暦と新暦の違い。どうして暦が2つあるんだろうと思ったこともありますよね。ざっくり言うと月(ムーン)基準か、太陽(サン)基準かの違いなんです。

今回は旧暦と新暦の違いについて、ご紹介していきます。

旧暦は何を基準にした暦?

旧暦(日本で明治初期まで使われた暦)は、基本的に1か月=新月〜次の新月の月周期で月日を決めます。

ところが月だけで1年を作ると、1年が約354日になって季節がズレてしまうため、旧暦は閏月(うるうづき)を入れて季節と帳尻を合わせます。

これが「太陰太陽暦(lunisolar)」の特徴です。

旧暦は月の満ち欠け+季節も合わせる(太陰太陽暦)

引用:Calendar Converter

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新暦は何を基準にした暦?

新暦(いま私たちが使う暦)は、地球が太陽の周りを回る周期=約365日を基準にして、季節がズレにくい仕組みとなっています。

うるう年で微調整し、社会の予定が立てやすいのが強みです。

引用:The Gregorian Calenda

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日本はいつ旧暦から新暦に切り替わったの?

日本の旧来の太陰太陽暦は、明治期の改革で1873年(明治6年)1月1日から太陽暦へ切り替わりました。

財政がきつく、旧暦だと「13か月分」払う年が出るから新暦になった

明治政府は官吏の報酬を月給制に移した直後で、旧暦のままだと翌年(明治6年)が閏月のある年になり、年によっては給与を13回支給する必要が出るという事情がありました。

太陽暦に切り替えれば閏月がなくなり、支給回数を12回に固定できる、という説明が残っているんだそうです。

旧来の「休みが多い」慣行を整理しやすかった

当時は「1・6のつく日を休業」といった慣行に加え、節句や祭礼なども重なって、年間の休業日が相当多くなる、という問題意識がありました。新暦導入を機に週休(日曜)中心に整理していく狙いが語られています。

休みが減ってしまったのはちょっと悲しいですね。

西洋式の制度に合わせる流れ

明治維新後は、外交・貿易・条約実務などで西洋式の制度へ寄せていく動きが強く、暦についても洋学者の間で太陽暦導入が求められ、政府内で提案→短期間で決定、という流れがありました。

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旧暦と新暦のよくある質問

閏月(うるうづき)って何?
旧暦の1年(12か月)だと季節が約11日ずつズレるので、数年に一度1か月を追加してズレを戻す仕組みです。
じゃあ新暦の「うるう年」とは別物?
旧暦は月の周期に合わせるので、同じ「旧暦○月○日」でも新暦に直すと年によってズレます(閏月が入る年は特に動きます)。

まとめ

よく古文の季語で春の季語は1月から3月と習った時、なんで冬何だろうと思った記憶があります。

旧暦の1月から3月なので春なんだなぁと最近気が付きました。

月での暦、旧暦でイベントを見ると面白いかもしれませんね。

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