群れで、大群で行動する?野生のフラミンゴとは
2024.7.3
目次
小さい頃近所にあった熱帯植物園の中に、フラミンゴを初めて見て、なんてすごい鮮やかな色をした鳥なんだろうと思った記憶があります。今回は、実は群れで大群で移動する、フラミンゴについてご紹介します!

群れで行動するフラミンゴは実は社交的
フラミンゴのどの程度の群れで行動してると思いますか?
数千羽での大きな群れを形成する。
なぜ大きな群れを形成してフラミンゴが行動するかというと、捕食者から身を守ることができるのです!また、食物を探すことも効率的に行うことができます。
以下の動画には大群の群れで行動するフラミンゴが紹介されています。
フラミンゴが群れで行動するメリットは?
先ほどにも書いた通り、フラミンゴが群れを作る理由の一つとして、安全性の確保があります。フラミンゴの数千羽にもなる大きな群れは、捕食者に対する抑止力となります。また、フラミンゴ個々での警戒心を分散させ、常に警戒出来るようになっています。
また、フラミンゴの大きな群れは、繁殖期の時のパートナー探しが楽になります。子育てに関しても、群れ全体で協力して行うことができるのです。

繁殖期のフラミンゴも群れで行動する?
大群で行動するフラミンゴの群れは、繁殖期、子育ての時期になると一定の場所に集まる
彼らは、泥や砂を材料に巣を作り、その上に卵を産みます。産む数は一つだそうです。
親鳥は交代で卵を温め、ヒナが孵った後も守って育てていくそうです。
フラミンゴは何を食べるの?
フラミンゴの特徴である鮮やかなピンク色はどこからなのでしょうか?実は、フラミンゴは藻類や甲殻類を食べます。その際にエサに含まれているカロテノイドという色素が、フラミンゴの鮮やかなピンク色を維持するのに必要なんだそう。

群れで過ごすフラミンゴの生息環境は?
フラミンゴは本来、湿地帯や塩湖など、特定の環境を好みます。
そのためフラミンゴは主にアフリカ、南アメリカ、インド、カリブ海の沿岸地帯に生息しており、あまり広範囲には住んでいないようです。ただ、この場所は人によって開発され、水質汚染も進み、フラミンゴが生息できる地域が徐々に減ってきてしまっている現状があります。
現在、たくさんの保護団体が、フラミンゴの生息地を守ろうと活動しているそうです。
まとめ
野生のフラミンゴの大群を織り成す群れは壮観な景色かもしれないですね。鮮やかな色を持ち、群れで生活するフラミンゴを守るためにも、自然環境を守ることは大事だなと感じます。