シャチとイルカどっちが賢い?知能の高さをいろいろ調べてみた
2023.2.24
目次
海洋動物の中でも人気が高いシャチとイルカ。
見た目も似ている両者。
今回は、知能の高さ。つまり賢さに注目して、どちらがどういう能力があるのかを見ていきたいと思います。
シャチとイルカ
シャチとイルカがどんな動物かは割愛しますね。
気になる方はこちらの記事も参考にしてくださいませ。
シャチの魅力やイルカの魅力をそれぞれ、当記事とは違った目線からご紹介しています。
イルカの賢いと思う点
イルカはコミュニケーション能力が高い動物というのは知っていますよね。
イルカは仲間とコミュニケーションをとる時に、音を出します。
ただの鳴き声ではなく、異なる音を出します。この音を使って、物体や生物からの反響を聴くことで、イルカは状況の判断などもしています。
この行動をエコーロケーションといいます。
イルカの脳は人間の6倍以上と言われています。イルカと同じくらいの脳を持つ動物はクジラです。
この2種が動物の中でも圧倒的に大きい脳を持つ動物と言われています。
ちなみに、イルカの脳のシワが人間よりも多いというのはわかっています。
その為、脳のシワが多い=賢い!と言う人もいますし、実際に検索するとそういう記事も出てきます。
ただ、脳のシワが多い=賢い!ということは無いそうなので、この辺りは何を信じるかはあなた次第です笑
個人的にイルカが賢いと思う点は、他の動物(主に人間)とコミュニケーションが取れる点です。
賛否両論ありますが、イルカショーはその最たるものだと私は思います。
日々の訓練の成果もあるでしょうが、イルカの知能が高く無いと、恐らくイルカショーは実現出来ないと思います。
シャチが賢いと思う点
シャチが賢いと思う点も様々な理由があるのですが、私は狩りの仕方が賢いと思います。
シャチは「海の殺し屋」「海のギャング」などの異名があるほどの、恐るべきハンターです。
恐らく現代の海では最強だと私は思います。
このシャチですが、単独行動をする時もあれば群れで行動をする時もあります。
例えば、自分より大きなクジラを狩る時は、群れで連携をして狩りをします。
役割を決めて、クジラをひたすら追いかけてスタミナを削る係。
少しずつ攻撃をしかけて弱らせる係。止めを刺す係。などなど
複数のシャチに狙われると、大人のクジラでも狩られることがあるのです。
さらに、ペンギンやオタリアなどの陸上にも逃げれる動物を狩る場合は、波打ち際から少し沖に行った海中でそっと息を潜める狩りをすることもあります。
このように、相手や状況に応じて狩りの方法を変えれるということは、とても知能が高い証明になります。
また複数での狩りを成功させる為に、イルカ同様非常に高いコミュニケーション能力を有していると思われます。
こちらはシャチの狩りの動画です。
動画は、【BBC Earth】 のYoutubeを掲載させていただきます。
流氷の上にいる獲物を狩る為に仲間と連携します。
個人的には、大きな流氷の真ん中にいる獲物を狙えるようにする為に、流氷を割るところと波を起こして獲物を海に落とすところが衝撃です。
シャチとイルカどっちが賢い?
これは個人的な見解ですが、どちらも同じくらい賢いという結論に至ります。
シャチとイルカは生態が違うので、比較をすることはかなり難しいです。
ただし、前述にご紹介した狩りの動画を見る限り、どちらも同じくらい賢いけど、強いて言うならシャチの方が賢いのでは!?と思ってしまいます。
相手を仕留める為の方法を考える知能の高さは、まさに海の殺し屋。
まとめ
今回はシャチとイルカの賢さに注目してご紹介しました。
シャチもイルカも知能が高い動物です。もし、その昔、進化の過程で人間が誕生していなかったら。
シャチやイルカのような動物が、今の人間の立ち位置になっていたかもしれません。
これは、私の意見にはなりますが、十分にありえると思っています。