シャチは可愛い!?ギャップ萌えするかもしれない、シャチの魅力
2023.11.24
目次
海洋生態系の頂点に君臨する「海の王者」シャチ。
サメやクジラでさえも捕食するシャチに対して、怖いイメージを持つ人もいます。
しかし、本当に怖いだけでしょうか。
今回はシャチの可愛い魅力をご紹介します。
そもそもシャチってどんな動物…?
ざっくりいうと、シャチは水中で暮らす哺乳類です。(めっちゃざっくり)
つまりイルカやクジラの仲間です、サメとはちがいますよ!(サメは魚類)
実はこの「シャチ」という名前は和名でして、
学名ではOrcinus orca(オルキヌス・オルカ)、英語ではKiller Whale(殺し屋クジラ)と呼ばれています。
そんなシャチの、イルカやクジラと異なる特徴と言えば、アイパッチではないでしょうか。
アイパッチとは、シャチの目のあたりにある白い模様のことです。
このアイパッチがシャチの目だと思っている人もいるかもしれませんが、あくまで模様。
そしてアイパッチの下先端近くに、シャチの本当の目があります。
近くによらないとほとんど見えませんが…笑
アイパッチが、なんとなーくシャチの「目」のように見えるので、
シャチの顔が穏やかに見える気がしませんか?
ね?笑
彼らは肉食動物で、魚はもちろん、ペンギン、アザラシ、イルカ、ホッキョクグマなどなど、まじでなんでも食べます。
そして時には、自分の身体より大きなサメやクジラも捕食するのです…。
そのような生態からシャチは「海のギャング」と呼ばれています。
シャチに怖いイメージを持っている人もいるかもしれませんね。
ただ、怖いイメージがある一方でシャチは人間になつきやすい動物とも言われています。
実際、動物園や水族館で、トレーナーのお姉さんと楽しそうに泳ぐシャチを見たことがる人も多いのではないでしょうか?
残念ながら、現在日本でシャチを見られるのは鴨川シーワールドと名古屋港水族館の2か所のみですが…。
まだ行ったことがない人、ほんとに行ってみてください。
シャチめっちゃかわいいから!笑
さてさて、ではそんなシャチの魅力とは何なのでしょう。やっと本題。
厳選!シャチの魅力3選
ざっくりいうと、圧倒的なギャップ萌えです。
上述したとおり、シャチはクジラやサメを捕食し、「海のギャング」と呼ばれる生き物です。
これだけ聞くと「え、シャチめっちゃ怖いやん…」ってなりますが
ただの怖い生き物にとどまらないのがシャチです。
かわいくて、賢くて、繊細で、好奇心旺盛で、家族思いな動物…それがシャチなのです。
シャチの魅力①見た目がかわいい
具体的にシャチのどこがそんなにかわいいのかというと、
まずは単純に顔です。笑
顔が純粋にかわいい。このフォルム。かわいい…。かわいくないですか?
あああ可愛いいい笑
先ほども述べたのですが、やっぱりアイパッチがめっちゃいい味だしてるんですよ。
このアイパッチのおかげで、なんともいえない顔ができあがる!(褒めてます)
愛嬌のあるかわいらしいお顔になるのですよ。
それから大事なことが、モノクロってことです。
…モノクロの動物ってかわいくないですか?
モノクロってだけで無条件にかわいく見えますよね。(個人の意見です)
たとえばみんなが大好きなパンダも、モノクロです。
ペンギンだって種類によれば、モノクロです。
やはり、モノクロというのはそれだけで魅力なのです。
特にシャチは、青い海の中をモノクロの大きな身体ですいすい泳ぐので、
そのコントラストが最高に綺麗なんです!あーシャチと泳ぎたい…となるわけです。
シャチの魅力②めちゃくちゃ賢い
おバカな動物の行動を見ていても癒されますが、逆にめちゃくちゃ賢い動物を見ると感動しませんか。
シャチはほんとに賢い生き物です。
水族館でのショーや狩りの様子をみると、ひしひしとシャチの賢さを感じます。
これは数年前にわたしが撮影した、名古屋港水族館のリンちゃんです。なんとなくどや顔に見えるのがまたかわいい…笑
こういうショーでも賢さを出してくるシャチですが、ショーだけでなく、 狩りの様子を動画でみても「かしこ!」って思う場面ばかりです。
挟み撃ちしたり、奇襲したり、おとり作戦したり、アザラシがのっている氷を揺らして海に落としたり…笑
気になる方はYouTubeで「シャチ 狩り」とかで検索してみてください。
かわいいけどこわい…怖いのは否めない。
でも賢いシャチを見ていると「すごいねえ~!」って褒めてあげたくなりますね!
シャチの魅力③家族思い
シャチは群れで行動する生き物です。そしてシャチの群れは母親を中心とした家族で形成されています。
シャチは狩りをする際も家族で協力します。
その協力体制がすごくて、狩りの様子を見るとシャチの賢さと同時に、彼らの社会性の高さに驚きます。
なんというか、もう人間にみえる。
そのように家族と協力することで、シャチは自分たちよりも大きな体を持つ、サメやクジラ仕留めることができるんですね。
また、シャチは家族をとても大切にすることで有名です。
たとえば、産まれてすぐ死んでしまった子どものシャチを、母親のシャチが頭に乗せて17日間泳ぎ続けたという話もあります。
お母さん子どもと離れたくなかったのかな…
ほかにも、水族館で親子のシャチを見ていると、お母さんシャチが子どものシャチを気遣うような様子を見ることができます。
お母さんシャチは子どものシャチと常に寄り添って、優しい顔で子シャチを見つめているんです~あああかわいいいいい
またおもしろいなと思うのが、シャチは方言を使って会話するということです。
この方言は家族によって異なっていて、母親から子どもに受け継がれると言われています。
この方言を使うことで、家族と連携しながら狩りを行うことができるというわけです。
いや~賢いなあ~。尊い。
ということで、今回はわたしの独断と偏見でシャチの魅力を語りました。
ただ、読んでいるあなたにこれだけはわかってほしいのは、シャチの魅力はこれだけではないということです!(あんた誰やねんって感じですが)
好奇心旺盛でおちゃめなところとか、鳴き声とか、おっぱいとか…笑
シャチには他にもいーっぱい数えきれないくらい魅力があるのです。
また機会をみつけて書いてみようかな~。
シャチはほんとに魅力的です。ほんとかわいいんです(何回目)
しかしながら、こんなに可愛いシャチが、いま絶滅の危機にさらされていることを知っていますか?
2018年にアメリカで発表された論文で「シャチが2050年には絶滅する」という学説が発表されました。信じたくない…うそやろ…。
魅力あふれるシャチが地球上から消えてしまうなんて…。
いや、かなしすぎて無理!!!
彼らが絶滅の危機に瀕している理由は、簡単にいうと海洋汚染です。
次回の更新では、絶滅の危機にあるシャチの現状について書いていこうと思います。