アデリーペンギンはかわいい?怖い?特徴と攻撃的や助け合う性格
2024.9.17
目次
つぶらな目が特徴のアデリーペンギンのご紹介です。
アデリーペンギンってどんなペンギン!?
・鳥綱ペンギン目ペンギン科アデリーペンギン属
・体長70cm前後
・南極とその周辺に暮らしている
・つぶらな目が特徴
アデリーペンギンは、鳥綱ペンギン目ペンギン科アデリーペンギン属に分類される鳥類です。
体長は70cm前後と中型のペンギンです。
生息地は南極とその周辺になります。
また繁殖地は南極になり、南極大陸で繁殖するペンギンはアデリーペンギンとコウテイペンギンのみになります。
なんと言ってもアデリーペンギンの特徴は白と黒の身体につぶらな目。
このつぶらな目こそがアデリーペンギンの圧倒的な特徴だと私は思います。
白目と黒目がこんなにもはっきりとわかるペンギンはアデリーペンギンくらいじゃないか!というくらいインパクトがあります。(個人的な意見です)
アデリーペンギンはかわいい?
アデリーペンギンはかわいいと人気です。と言ってもペンギンのほとんどの種類はかわいいと人気なのですが…
アデリーペンギンがかわいいと言われる一番の特徴は前述のとおりのつぶらな目でしょう。
「ぽかーん」としたような表情にも見えるアデリーペンギン。
あのつぶらな目があるからこそのかわいい表情を見せてくれます。
有名な企業のイメージキャラクターにもアデリーペンギンはモデルになっていますね!
アデリーペンギンも群れで生活をしています。つぶらな目のアデリーペンギンがたくさんいたら、それこそかわいいが溢れてしまいますね。
アデリーペンギンは攻撃的で怖い?
アデリーペンギンはかわいい!と言われる反面、怖い!攻撃的!と言われることも。
これは実はその通りなのです。
アデリーペンギンはペンギンの中でもかなり攻撃的な種類の動物です。
と言っても、むやみやたらにあらゆる動物に攻撃をしかけているわけではありません。
アデリーペンギンが攻撃的になり怖いと感じる時は、多くが縄張りを侵されたり、自分や子供の身を守る時です。
南極大陸という過酷な環境下で生息しているアデリーペンギン。
南極大陸には巣に適した環境や餌も豊富!というわけではないので、アデリーペンギン同士でも他のペンギンや鳥類などとの縄張り争いも起きやすい。
そういう時にアデリーペンギンは攻撃的になり怖い一面を見せるのです。
こちらはアデリーペンギンのかわいい姿や攻撃的で怖い姿が観れる動画です。
自分より大きな動物にも攻撃していく姿は、勇気もあるペンギンだと思わされます!
アデリーペンギンは助け合う?
アデリーペンギンは攻撃的で怖いという面もありますが、同じ南極暮らしのコウテイペンギンが他の鳥類などから襲われていると、自分のことのようにその鳥類に攻撃をしかけてコウテイペンギンのヒナを助ける場合もあります。
恐らく助けるというより、自分への被害が出ないように、自分を守る為に攻撃をしているのだとは思いますが、結果的にコウテイペンギンやアデリーペンギンの仲間を助けることになっています。
その為、アデリーペンギンは助け合うペンギンというイメージも実はあるのです。
ヤンチャで怖いイメージのアデリーペンギンですが、とても勇敢なペンギンなのですね!
アデリーペンギンと石の関係!
アデリーペンギンのオスはプロポーズをする時に、石を渡します。
石を貰っても・・・と思いますが、アデリーペンギンにとって石はとても大切なものになります。それは、卵を産む為に巣を作る際に石を高く積み上げて作ります。積んだ石が少ないと、地面を流れる雪解けの水によって卵が死んでしまいます。
ですので、アデリーペンギンにとって石はとっても大切なものになります!
その為、時にはライバルの繁殖ペアの巣から石を盗むことも多々あるそうです。
世界ペンギンの日
4月25日は「世界ペンギンの日」になります。
この日は絶滅の恐れのあるペンギンについて、みんなで考える日となっています。
4月25日前後は、アデリーペンギンが南極に向かって北上移動を開始する日でもあるそうです。
ペンギンの日があるなんて驚きですね!
まとめ
今回はアデリーペンギンについてご紹介いたしました。
アデリーペンギンは攻撃的で怖い一面がある反面、かわいいや助け合うといった良い印象も持っているペンギンです。
もし、水族館や動物園などでアデリーペンギンを見かけた際は、怖い・かわいいなどのいろいろな側面をもっているペンギンだと理解した上で観察すると、面白いかもしれませんね。