ハリケーン・ヘレンの被害に立ち向かう動物救助チームの奮闘

2024年9月、ハリケーン・ヘレンがフロリダ州とテネシー州に壊滅的な被害をもたらしました。この困難な状況下で、THE HUMAN SOCIETY OF THE UNITED STATESの動物救助チームが現地に駆けつけ、献身的に救援活動を行っています。避難所での活動や、車中泊をしながら被災した動物とコミュニティを支援したそうです。

今回は、THE HUMAN SOCIETY OF THE UNITED STATESという海外の保護団体の活動についてご紹介していきます！

現地での支援活動

今回のハリケーン・ヘレンに対応するため、フロリダ州とテネシー州の4つの郡にチームを派遣し、ペットフードや猫砂、ベッドなどの物資を配布しました。また、現地の動物シェルターを支援するため、39匹の犬と3匹の猫を避難させ、地元シェルターが避難ペットのためのスペースを確保できるよう支援しています。

特にテネシー州ユニコイ郡の動物シェルターは洪水で甚大な被害を受け、すべての動物が一時的に避難しました。THE HUMAN SOCIETY OF THE UNITED STATESはこのシェルターの回復を支援しながら、現地の動物たちのケアにも力を入れています。

今回のハリケーン・ヘレンについてのニュースは以下の動画でご紹介します。

世界各地での災害救助活動

THE HUMAN SOCIETY OF THE UNITED STATESの活動は米国内だけはないんです。メキシコ、インド、ネパール、ヨーロッパ、ベトナム、エクアドルなど、世界各地でも動物救助活動を展開しています。特にメキシコでは、ハリケーン・ジョンによる被害を受けた地域にペットフードや獣医療を提供し、現地のニーズを評価しています。また、インドの西ベンガル州では洪水で食料不足となっている牛に10,000キロの飼料を配布し、動物たちの命を救っています。

人と動物の絆を守る救助活動

災害時、人々の幸福はペットの幸福と密接に結びついており、大切なペットと過ごすことで安心感を得ることができます。THE HUMAN SOCIETY OF THE UNITED STATESのチームは、その大切な絆を守るために活動を続けています。

引用：We’re on the ground to help animals in the aftermath of Hurricane Helene

まとめ

ハリケーン・ヘレンでの救助活動は素晴らしいですね。動物と人々の支援が進むことを願っています。

著者：碧

国際中医師に向けて勉強中の元看護師で中医薬膳師。沖縄から北海道まで転々として、今は富士山が見えるところ在住。山も海も好き。動物も好き。猫たちがよく遊びに来る家に住んでます。