クリスマスリースの意味と由来って？

クリスマスシーズンになると、街中にイルミネーションがあったり、クリスマスツリーが飾られたり、楽しい雰囲気となりますよね。

そんなクリスマスですが、クリスマスリースってどんな意味があるか知っていますか？今回はクリスマスリースの意味や由来について徹底解説していきます！

リースの歴史って？古代から続く「輪」の文化

リース（英語では “wreath”）は、古代ギリシャやローマで冠や花輪として使われていたのが起源です。勝利した選手や詩人、戦士などに月桂樹やオリーブの枝で編んだ輪を贈る習慣がありました。

また、古代では儀式やお祭り、さらには豊作や無事を祈る象徴としても使われ、「永遠」「循環」「祝福」の意味を持っていたと伝えられています。

引用：wreath floral decoration

クリスマスにリースを飾るようになったのはいつから？

古くから冬の常緑樹（モミやヒイラギなど）は「冬でも枯れない＝生命力や再生の象徴」とされ、これを玄関や家の扉に飾ることで、“暗く寒い冬を乗り切る希望”を表していたようです。
中でも、キリスト教圏では「アドベント（クリスマスを待つ期間）」の習慣と結びつき、ろうそくを立てたリース（アドベントリース）の風習が広まりました。

リースの形や素材に込められた“意味”とは？

リースの「輪」そのものは “終わりも始まりもない循環・永遠” の象徴。
使われる植物や飾りには、実はそれぞれ意味があるんです。

玄関や扉に飾ることで、古くから「家族の安全」や「幸福を呼び込むお守り」としての役割もありました。

まとめ

クリスマスリースは、ただ「冬らしい飾り」ではなく、古代から受け継がれた「幸せ・永遠・再生・安心」を象徴するアイテム。
リースを飾る時にちょっとだけ、その「意味」を思い出すと、見え方が変わるかもしれません。

著者：碧

国際中医師に向けて勉強中の元看護師で中医薬膳師。沖縄から北海道まで転々として、今は富士山が見えるところ在住。山も海も好き。動物も好き。猫たちがよく遊びに来る家に住んでます。