エビとシャコの違いとは?見た目が似ていても実は別の生き物だった
2026.4.11
目次
お寿司屋さんで見かけるシャコ。エビに似た見た目から「エビの仲間」と思われがちですが、じつは分類上はかなりの別物です。貝殻を割るほどのパンチ力を持ってたりもするんです。
今回はエビとシャコの違いについてご紹介していきます。
エビとシャコは甲殻類の仲間。どの分類で違いがあるの?
エビとシャコは同じ甲殻類という大きなグループに属していますが、もう少し細かく見ると分類が大きく異なります。
生き物の分類において「目(もく)」というのは非常に大きな区切りです。
わかりやすくたとえると、エビとシャコの違いは、人間とネコくらいの差があるとも言われています。
引用:ややこしい【シャコ】の分類 エビもエビジャコもアナジャコも全てシャコにあらず

エビとシャコの違いを徹底解説!
| 比較項目 | エビ | シャコ |
| 分類 | 十脚目(エビ上目) | 口脚目(シャコ目) |
| 前脚の特徴 | 小さなハサミ | カマキリ状の捕脚 |
| 殻の硬さ | 比較的柔らかい | 非常に硬い |
| 体型 | 細長く丸みがある | 扁平で平たい |
| 性格 | 比較的温和 | 凶暴・攻撃的 |
| 目の光受容体 | 3〜4種類 | 12〜16種類 |
シャコパンチの威力は本物? 貝殻を割る捕脚の秘密
シャコの最大の特徴のひとつが、カマキリの鎌のような形をした「捕脚(ほきゃく)」です。この前脚を使って獲物を一撃で捕らえる様子から、「シャコパンチ」の愛称で知られています。
シャコは飼育水槽のガラスにヒビが入ったという逸話もあるほどで、生け捕りにする際は細心の注意が必要です。
英語でシャコが「Mantis Shrimp(マンティスシュリンプ)」と呼ばれるのも、このカマキリ(Mantis)のような捕脚に由来しています。
またシャコは砂泥の底にU字型の巣穴を掘り、そこで待ち伏せして小魚や甲殻類を捕食するんだそうです。

シャコの目は人間の4倍! シャコが持つ驚異の目
シャコのもうひとつの驚くべき特徴が、その目の構造です。人間の目には赤・青・緑の3種類の光受容細胞がありますが、シャコには12〜16種類もの光受容細胞が備わっています。
ただし、光受容細胞の種類が多いからといって単純に「色がたくさん見える」わけではないんだそうです。

まとめ
貝殻を割るシャコパンチ。案外強い生き物なんだなと感じました。
次にお寿司屋さんでシャコを見かけたら、ぜひその生態を思い出してみてください。















