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犬の散歩

夏の犬の散歩は要注意!アスファルトの熱から愛犬を守ろう

2025.8.11

目次

夏の暑い日に犬を散歩させるとき、最も注意すべきなのがアスファルトの高温です。

気温が30℃を超えると、アスファルトの表面温度は50〜60℃以上にも達します。

これは人間なら数秒で火傷してしまうほどの熱さで、犬の肉球にも深刻なダメージを与えます。肉球は見た目以上に繊細で、皮膚と同じタンパク質でできているため、高温に長く触れるとやけどや水ぶくれを起こす危険があります。

夏の犬の散歩、安全な散歩の時間帯は?

アスファルトによるやけどを防ぐには、散歩の時間帯を工夫することが大切!

犬の散歩で安全な時間帯は?
早朝5〜8時と日没後19時以降です。

この時間帯は地面の温度が下がり、犬も飼い主も快適に歩くことができます。真夏の昼間は短時間でも危険なので、避けるようにしましょう。

犬の散歩
画像引用元:pixabay

夏に愛犬の肉球を守るには?

日中に散歩に行く場合、ぜひ芝生や土の道を選んであげてください。芝生や土の道は、アスファルトとは違い、地面の温度が上がりすぎるということはないんです。

また、散歩前にアスファルトを触ってみて、熱いと感じたら愛犬と一緒に出かけるのは控えましょう。

犬用の靴もあり、アスファルトから守るには良いかもしれませんが、あまり靴を好む子はいないかもしれません。

犬の散歩
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犬の熱中症と火傷のサインは?

暑い日の散歩では、熱中症ややけどのサインを見逃さないことが重要です。

  • 舌を大きく出してハァハァしている(熱中症の初期サイン)
  • 足を上げる、歩きたがらない(肉球のやけどの可能性)
  • よだれが多い、ふらつく(危険な状態)

このような症状が出た場合はすぐに涼しい場所へ移動し、必要であれば動物病院を受診しましょう。

引用:How Hot Is Too Hot for a Dog’s Paws?

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まとめ

私たち人間も暑くて熱中症には気をつけなければいけませんが、アスファルトより距離がどうしても近くなってしまう愛犬は、より気をつけなければいけません。

犬も、人も暑すぎて体調崩さないようにしていきたいですね。

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