かわいいキツネの代名詞!?フェネックギツネの特徴や性格をご紹介
2024.4.23
目次
かわいいと人気のキツネ、フェネックギツネってどんなキツネかをご紹介します。
フェネックギツネの特徴や生態
フェネックギツネは、哺乳綱食肉目イヌ科キツネ属のキツネの仲間です!
略してフェネックと言われることもありますし、異名として「砂漠のキツネ」という名もあります。これは砂漠地帯に群れを作って生息しているところからきています!
フェネックは、体長35cm ~ 40cmほどの小型のキツネで、小型の哺乳類や鳥類~果実なども食べる雑食性の動物です。最も小さいキツネ(世界最小)の種類とされています。
フェネックの特徴は、体格の大きさに反比例した大きな耳。
この大きな耳は、砂漠地帯で獲物を見つける為に進化したと言われています。
広大な砂漠ではフェネックの獲物になる小動物を探すのは一苦労。地面も砂なので足音もあまり聞こえません。その為、耳が大きくなり聴力が進化したのですね。
また、この大きな耳は体温調節にも役立っているそう。
暑い砂漠で生きて行く為に、フェネックはこの大きな耳から身体の熱を逃がしているそうです。
参考:Fennec fox | Smithsonian’s National Zoo and Conservation Biology Institute
フェネックの体毛は砂漠と似ていると思いませんか?
これは、生息地である砂漠では保護色の役目をはたして、天敵から身を守ることに繋がっているのです!
フェネックはかわいいと大人気!
フェネックは見た目の小柄さや群れで集まっている姿などがかわいいと人気です!
つぶなら瞳、小柄な身体に大きな耳、群れで集まっている姿などなど、フェネックは「かわいい!」と言われるポイントが多すぎです!笑
夜行性の為、昼は寝ていることが多く動物園などで飼育されているフェネックは、営業時間は寝ていることが多い。その姿もまた、かわいい。
寝てても、起きてても癒してくれるのがフェネック。この可愛さは反則かもしれません!笑
フェネックの性格はどんな性格?
フェネックは、警戒心が強い動物です。特に野生下では天敵も多い為、臆病で警戒心が強い性格をしているそうです。
群れで生活をしている為、群れでのコミュニケーションは多くとっており、鳴き声は複数を使い分けているそうです。
警戒心の強いフェネックは夜行性で、夜天敵に見つからないように、穴を掘って獲物を探したり、木の実や根を食べています。
フェネックはペットとして飼育できる?
日本の法律上、禁止とはされておりませんが、まず個人で飼育されている方はほぼいないでしょう。
犬とは違い、そもそもが人間と共に過ごす動物の種類ではありません。そのため、もし飼育するとなるとしっかりとした絆の構築が必要になってくるでしょう。
など、様々な要因が必要になってくると思います!
ただ海外では個人で飼育されている方もいるようなので、もしご興味がある方は海外の方の情報を集めてみるのも手です!
生息地である北アフリカと中東ではフェネックを飼育されてきた歴史もあるようです。
参考:What Are The Benefits Of Breeding Fennec Foxes
まとめ
今回はフェネックのご紹介をしました。
フェネックは野生は日本にはいませんが、国内の動物園では飼育されているところもあります。
一部をご紹介します。(※実際にご来園するタイミングにフェネックを飼育しているかどうかはわかりませんので、フェネックを目的に行く場合は事前に施設に確認をしてくださいませ)
ご紹介した施設以外にもフェネックを飼育している場所はありますので、お近くの施設を調べてみてください。
ただ、かわいい!で見るのではなく、最も小さいキツネの種類という点や聴力が発達している点などに注目して観察してみてくださいね!