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カピバラ

世界最大のネズミ「カピバラ」。野生のカピバラはどこにいる?

2022.12.17

目次

カピバラをご存知でしょうか。世界最大のネズミと言われているカピバラの特徴や生態をご紹介します。

世界最大のネズミ カピバラ

ネズミ目テンジクネズミ科カピバラ属の動物です。体長は大きいもので130cm近くにもなる。

ネズミの仲間では世界最大です。

見た目はネズミっぽく無いですが、ネズミの特徴の前歯があったり、顔もネズミっぽい顔をしている気がします。

野生のカピバラはどこにいる?

主にカピバラの生息地は南アメリカになります。

川や湖などの水辺が近くにある場所に生息しています。

カピバラの主食は、草原に生えている草や水中に生えて水草や水面に浮かんでいる水草です。

水中に生えている水草!?という点に注目していただきたいのですが、カピバラは実は泳ぐのがとても得意の動物です。(基本的にネズミは泳ぐのが得意とされています)

泳ぐのが得意のカピバラは、水草なども食べる為、水辺に生息しているんですね。

カピバラ
画像引用元:Pixabay

主に群れで生息しているカピバラ。

泳ぐのが得意なので、日中の多くを水の中にいることもある。

野生のカピバラを見てみたい場合は、生息地の川や湖を探してみてください。もしかしたら、数十頭の群れで水の中にいるかもしれませんよ。

カピバラは温泉に入る?

検索エンジンで「カピバラ」と検索すると「カピバラ 温泉」と出てくる時があります。

これは何故かというと、カピバラは温泉に入ると思っている方が多いからです。

そもそも野生のカピバラは温泉には入っていません。(温泉がカピバラの生息地にあれば、入っているかもしれませんが。)

では何故カピバラは温泉に入るという印象が着いたかと言うと、日本の伊豆シャボテン公園が飼育しているカピバラに温泉を用意したところ、カピバラが入浴。その姿をお客様が見て、そのイメージが広がったのです。

この温泉は、ただかわいいカピバラの姿を見せる為に作られたのではないです。

そもそもカピバラは南アメリカの暖かい場所に生息しています。その為、日本の特に冬など寒い時期が苦手。また乾燥にも弱い。

そこで暖まることもでき、保湿にも繋がる温泉を用意したところ、カピバラが入ったということです。

泳ぐのも得意で水に全く抵抗の無いカピバラだからこその防寒保湿対策ですね!

まとめ

優しい性格をしていて、人間が触っても嫌がらないことも多いカピバラ。

成体も人気だけど子供もかわいいと大人気のカピバラ。

カピバラ
画像引用元:Pixabay

日本国内には野生のカピバラはいませんので、カピバラを見たい方はお近くの動物園や水族館へ!

水辺の生き物なので、水族館にいることも結構多いのは以外ではないでしょうか。

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