パグ犬の特徴や性格、歴史を知ろう!
2025.4.5
目次
つぶらな瞳にしわくちゃなお顔、そしてくるんと巻いたしっぽ。
パグ犬の愛らしさに、一度でもキュンとした経験がある人は多いのではないでしょうか?
今回は、そんなパグ犬の魅力的な見た目だけでなく、性格や歴史についてもご紹介します。
パグ犬ってどんな犬!?
原産国は中国
小型犬
体高25~28cm/体重6~9kg
平たい顔に深いしわ・短い鼻に垂れた耳
パグ犬は、一目で「パグだ!」とわかる個性的な外見の持ち主。
特に印象的なのが、大きくてまん丸の瞳と、潰れたような短い鼻。額に刻まれたシワや、ぽってりした体つきもまた、唯一無二の魅力ですね。
豊かな表情やかわいらしい「ボタンイヤー」と呼ばれる垂れた耳もパグ犬の特徴です。
パグ犬の可愛らしい見た目には誰もが惹かれますね。

陽気で活動的!パグ犬の性格を知ろう!
陽気で活動的
社交的で他の犬とも仲良くできる
落ち着きもあり、家の中ではのんびりタイプ
パグ犬は、とても陽気で活動的な性格をしています。
人懐っこく、人や他の犬とも仲良くできるため、家族の一員として誰からも愛されることでしょう。
また、賢く遊び好きなため、運動量も多く、毎日の運動は必須です。
一方で、落ち着いているという一面もあり、とても愛されることが多いペットとしての飼いやすさも特徴の一つです。
しつけもしやすく、家族みんなで迎える犬種として非常に人気があります。特に小さなお子さんがいる家庭にも向いています。
人気の秘訣はクリクリの瞳そして意外な歴史を持つ鼻!?
パグ犬は、その愛らしい雰囲気の中でも特にクリクリとした大きな瞳とつぶらな鼻が、多くの人々を魅了しているようです。
このかわいらしいルックスが、パグの人気の秘訣とも言えます。
今では「つぶれたお鼻」がトレードマークのパグですが、実は昔のパグは今ほど鼻が短くなかったことをご存知ですか?
紀元前の中国で飼われていた当時のパグは、もう少し鼻が長く、現在のような極端な“短い鼻”ではありませんでした。
それがヨーロッパに渡る過程で、見た目の可愛らしさを追求する繁殖が進められ、どんどん鼻が短くなり、今のようなつぶれた顔立ちになったといわれています。

パグ犬は世界の王室や貴族たちに愛された
パグ犬は世界の王室や貴族たちに愛された歴史を持っています。
ルーツには、オランダとイギリスが関わっており、18~19世紀には、特に欧州で人気を得て、美術工芸品や絵画にもしばしば登場しました。
オランダでは、当時の貴族たちはこの可愛らしい犬を愛玩用として飼育し、イギリスに渡ってからも王侯貴族たちに愛される存在となりました。

彼らは可愛らしい見た目と社交的な性格が人気だったようです。
実際、イギリスの王室でも、ウィリアム王子やジョージ王子のような有名人物が愛犬家として知られており、パグ犬もその愛犬として紹介されたことがあります。
いつの時代も、可愛らしいパグ犬は人気者でした。
その理由は、まるで困っているかのような表情や、つぶれた鼻、額のシワなど、愛くるしい見た目にあるのかもしれません。
パグ犬は今でも世界中で人気のペット種として愛されています。
ウェストミンスター・ドッグ・ショーで優勝した動画をご用意しました。可愛さだけじゃない、パグの品格をぜひご覧ください!
まとめ
今回はパグ犬についてご紹介しました。
パグは日本でも飼育されている方が多く、街中で散歩をしている風景を良く見かけます。
愛くるしい表情と小型犬という点が、人気なのかもしれませんね。
今からパグを家庭に迎え入れることを検討している方は、責任をもって接してあげてくださいませ。