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プードル

プードルの種類はいくつかある!?性格や特徴もご紹介

2025.4.10

目次

今回はプードルについてご紹介します。

プードルは、可愛らしい外見と豊富な毛並みの特徴的な、人気犬種ランキングでも常に上位に入っている犬種です。

では、プードルがどのような性格を持ち、どのような特徴を持っているご紹介します。

プードルってどんな犬?

プードルについて

原産国はドイツorフランス(諸説あり)

被毛はカールしたシングルコート

大きさにいくつかの種類がある

プードルは、原産国がドイツまたはフランスとされており、もともとは水辺での鳥猟犬として活躍していた歴史のある犬種です。

被毛はカールしたシングルコートで、犬の中でも珍しく“人の髪の毛に近い”構造をしてるんだそうです。そのため、抜け毛が少ない=アレルギーが出にくい犬種としても知られています。

毛色は黒・白・アプリコット・レッド・グレーなどさまざまで、個性豊かな見た目も魅力ですね。

プードル
画像引用元:photo AC

プードルの種類は何がある?

プードルには、大きさによって4種類の公認種がありますが、JKC非公認を含めると6種類存在します。

その中でも最も大きいのがスタンダードプードルで、体高は約45〜60cm、体重約16〜25kgと大型犬に分類されます。

一方、小型犬の代表的な種類であるトイプードルは、体高は約24〜28cm、体重約3kgとなっています。

その他、ミディアムプードルやミニチュアプードルなども存在します。

プードルの種類によって大きさが異なるだけでなく、運動量や性格、被毛の特徴も異なるので、飼う前にしっかりと比較検討することが大切です。

【公認種】

スタンダードプードル

プードル
画像引用元:photo AC

・フランス原産

・肩高45〜60cm程度

・大型犬

ミニチュアプードル

プードル
画像引用元:photo AC

・フランス原産

・ 肩高28〜35cm程度

・小型犬

トイプードル

プードル
画像引用元:photo AC

・フランス原産

・肩高28cm以下

・超小型犬

ティーカッププードル

プードル
画像引用元:photo AC

・肩高23cm以下

・超小型犬

・トイプードルの中でも更に小型化された品種。

【JKC非公認】

マルチーズプードル

・プードルとマルチーズをかけ合わせたミックス犬

・プードルの毛色とマルチーズの特徴的な顔立ちが特徴

・毛色はホワイトが一般的

シーズープードル

・プードルとシーズーをかけ合わせたミックス犬。

・プードルの毛色とシーズーの特徴的な顔立ちが特徴

・毛色は主にブラックやホワイトが一般的

※ジャパンケンネルクラブ (JKC)とは?

ジャパンケンネルクラブ (JKC) は、日本で最も歴史のある犬の登録・血統管理団体です。1921年に設立され、犬の品種改良や血統管理、繁殖指導、ドッグショーの開催などを行っています。

JKCは、世界中の犬種を対象とした国際血統書発行団体であるFédération Cynologique Internationale (FCI) に加盟しており、日本国内における犬の血統書発行機関としての権限を持っています。また、ドッグショーなどのイベントの主催や、犬の健康管理に関する啓発活動も行っています。

JKCは、犬種に応じて標準となる理想的な外見や性格などを定めており、犬種改良においてはこれらの標準に沿った繁殖が推奨されています。また、登録された犬には、JKC発行の血統書が発行されます。

引用元:JAPAN KENNEL CLUB

プードルの性格や特徴について

プードルの性格や特徴については、

スタンダード・プードルは優美で勇敢な性格で、思いやりがあることが特徴です。

ミニチュア・プードルは大胆で好奇心旺盛、おおらかな性格が特徴です。

トイ・プードルは非常に賢く、社交的で明るく温厚な性格が特徴です。

一般的に、プードルの性格は知能が高く、従順で親しみやすいとされています。

社交的で人懐っこく、飼い主とのコミュニケーションを楽しむことができます。

抜け毛や体臭が少なく、愛情深く忠誠心も強いので、日々の生活の良きパートナーとして愛されています。

被毛のお手入れにも注意を払い、豊かな表情を引き出すことができます。

プードル
画像引用元:Adobe Stock

介助犬・セラピードッグとしても活躍中!

実はプードルは介助犬やセラピードッグとしても活躍しているってご存じでしたか?

プードルは「可愛い見た目だけの犬」といったイメージを持たれがちですが、実際は全く違います。賢い性格から介助犬やセラピードッグとしても活躍するほど、非常に多才な犬種なのです。

その理由はというと…

・抜け毛が少なく、施設でも受け入れやすい
・頭がよくてしつけやすい
・感情を察知する能力が高い

プードルは高い知能と学習能力、さらには抜け毛が少なくアレルギーを引き起こしにくいことから、施設でも飼いやすく介助犬やセラピードッグとして適しているとされています。

また、人と心を通わせる力があるからこそ、人のそばで働く仕事に向いている犬種です。

引用元:NEW LIFE K9S

プードルの歴史とは?優雅なカットスタイルの変遷

プードルはフランスが原産国として知られていますが、実は約400年前のドイツでカモ猟に使う水辺の作業犬として誕生しました。

名前の語源はドイツ語の「puddling(水をバチャバチャする)」からきているそうです。

あの特徴的なポンポンとしたヘアスタイルは、実は寒さから内臓を守りつつ、水中での動きを妨げないように工夫されたものなのだそうです。

プードルが現在のようなカットスタイルになったのは、狩猟犬としての役割を終えた後、足や体を泥や水から守るためにカットされたことが始まりです。

また、王族や貴族によっても飼われ、華やかな姿を見せるようになったと言われています。

今や「気品の象徴」ともいえるプードルの独特なカットスタイルですよね。ショードッグとしてのプードルは、「動く芸術」とも呼ばれているんだとか。

こちらにベストインしたミニチュアプードルの動画をご用意したのでぜひご覧くださいませ。

動画引用元:FOX SPORTS

プードルの被毛のお手入れ方法とは?

プードルの被毛は独特のもので、抜け毛が少ないもののお手入れが欠かせません。

特にトイプードルなど毛量が多い種類は、散歩時に道路のホコリや枝などが絡まるため、毎日のブラッシングが必要です。

また、美しいスタイルを保つためには、定期的なトリミングが必要です。

カットの方法や期間は、トリマーや専門家に相談するのがおすすめです。

シャンプーは月に1回を目安に行い、犬用のシャンプーを使用します。

プードル
画像引用元:Adobe Stock

ただし、犬種によって適したシャンプーの種類が異なるので、獣医師やトリマーに相談して選ぶようにしましょう。

被毛のお手入れを十分に行うことで、プードルの美しい姿を長く維持することができます。

引用元:Hill’s Pet Nutrition

まとめ

今回はプードルについてご紹介しました。

人気の高い犬種で、国内でも多くの方が飼育している犬種になります。

性格も良いので、しつけをしっかりと行えば、良きパートナーになってくれるでしょう。

プードルを家庭に迎え入れることを検討している方は、責任をもって接してあげてくださいませ。

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