白いクジャク(シロクジャク)はなぜ白い!?変種?特徴や理由をご紹介
2024.3.27
目次
白いクジャクを知っていますか?世界には白い色のクジャクが存在し、シロクジャクと言われています。
この白クジャクはどのような鳥なのかをご紹介します。なぜ、白いのか?
白いクジャクのシロクジャクってどんな鳥?
こちらのシロクジャク、名前のとおり白い孔雀です。
ですが、クジャクの種類にシロクジャクという種類はいないのです!
実は、シロクジャクはインドクジャクの変種なのです!
インドクジャクとは?
インドクジャクはこちら。
当たり前ですが、色が違うだけで他は同じですね!確かにシロクジャクはインドクジャクの白変種のようです。
全長は約2.3 mです。ただその内、羽の長さが1.4〜1.6 mで、全身の長さの60%以上を占めています。オスの方がメスよりも大きい。体重は約2.75〜4.0 kgです!
寿命は20~24年。生息地はもちろん、インド。
しかし、日本国内でも飼育していた孔雀を捨てたりしたことにより、野生化。外来種として、繫殖している個体も多いのです。沖縄の離島の一部にいる野生のインドクジャクは外来種なのか、実は元々いたのかは不明の部分もあるようですが、本州にいる野生のインドクジャクは外来種確定と言われています。
参考:Indian Peafowl Facts and Information、インドクジャク / 国立環境研究所 侵入生物DB
なぜ白くなる?
シロクジャクは遺伝子変異で、メラニンが羽に付着するのを防ぐ特徴があり、そのため白くなってしまいます。アルビノ種と言われることもありますが、他のアルビノ種とは異なり白くはあるが、目の色や皮膚にはしっかりとした色素沈着は見られているそうです。
そのためか、シロクジャクも幼少期は通常の個体と同じ色であることが多く、成長するにつれて白くなっていくようです。
そのため、クジャクによっては、全身が白いシロクジャクもいれば、一部だけが白いクジャクもいるようなのです。
主に遺伝で生まれるシロクジャクなので、両親が通常のカラフル色のクジャクの場合、子孫にシロクジャクが誕生するのは4分の1の確立だそうです。
参考:White Peacocks: Facts, Symbolism, and Images
シロクジャクは神聖な生き物?
シロクジャクはその見た目の神々しさから、インドやパキスタンなどの生息地域では、神聖な鳥として保護もされています。そもそも白い鳥には、「精神的な回復や心の癒し」「幸運の前兆」などのスピリチュアルな意味合いがあります。
白い鳥を見ると、何だか心が癒される感覚は多くの人が共感できることなのではと思います。また幸運の前兆というのも、わかりますよね!
例えば、街中や公園で白いハトを見つけると「なんか良いことが起きそう!」と思うのと同じです。その癒しや幸運の白い鳥が、クジャクのように神々しい姿で表れるとまさに神の使いでは無いかと思うのも頷けます。
シロクジャクは日本国内でも見れる?
神聖な鳥として保護されているシロクジャク。日本でも飼育されている動物園はあるようです。
一部をご紹介します。
もし行く機会があれば、ぜひ見てみてくださいませ。シロクジャクは珍しいので。
まとめ
今回は白い孔雀のシロクジャクをご紹介しました。シロクジャク=インドクジャクで、日本国内には本来いない鳥です。
シロクジャクを見ると、幸運の兆しとも思えとても良い出会いはなりそうです。その為、もし出会いたいと思った方は飼育されている動物園などへ行ってみてください。
動物園に行くということは、偶然の出会いでも無いのでスピリチュアル的な効果があるのかどうかは不明です…笑