「虹色の鳥」ミノバトの特徴や生態とは!動物園で見れるの?ドードーの近い種類!?
2024.2.24
目次
ミノバトという鳥を知っていますか?
虹色の身体を持つ、ハト。それがミノバト。
私も全然知らなかったのですが、実はこんなハトもいるんです!
しかも、日本の動物園で見れる!?今回はミノバトの特徴や生態と共にご紹介します!
ミノバトってどんな鳥?
ハト目ハト科のハトです。別名(ニコバルピジョン)
生息地域は、主に東南アジアなどに生息している。
特徴は、その身体の色。青や緑を中心とした色ですが、虹色のように混ざっている部分もあり、とても鮮やかな身体を持っています。
公園などにいるドバトと比べると本当に虹色ですよね!?笑
このミノバトは、体長は約40cmほどもあり、ハトの中では大型の部類に入ります。
ミノバトの虹色は実はいろいろなパターンがあります!例えばこちら。
全然違いますね!こちらはなんか神々しいです笑
ミノバトは天敵のいない環境下で生息してきた鳥のため、目立つ色でも大丈夫なようです!
ミノバトはドードーに似ている?
ドードーという鳥をご存知でしょうか?
現代では絶滅してしまったと言われる鳥で、翼はあるが飛べない鳥なので、主に地上で生活をしていたと言われています。
ドードーは体長が1mほどにもなる大きな鳥です!このドードーも実はハトの仲間とされています!
そして、今回ご紹介しているミノバト。このミノバトはDNA検査の結果、最もドードーに近い種であることが判明しております!
ドードーの羽の色はグレーっぽい、暗い灰色っぽい色で大きさも1mくらいあるので、ミノバトとは異なる点も多いですが、DNA上は近い種なのだそうです。
ミノバトは絶滅危惧種?
絶滅してしまったドードーに近い種として、今も生きているミノバト!そのミノバトもまた絶滅の危機に瀕しています!
レッドリストには、【準絶滅危惧 (NT) 現時点での絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種】に登録されています。
※ニコバルピジョンはミノバトの別名になります。ミノバトという呼び名は日本名になります。
2020年にレッドリストに登録され、まだ準絶滅危惧の位置付けではありますが、少しずつ個体数の減少が確認されています!ドードーと同じく絶滅してしまうことを防ぐ為、保護活動も始まっています!
ミノバトは宝石?
ミノバトは宝石として言われることがあります!
この宝石と言われるということを初めて聞いた時は、ミノバトの色鮮やかな身体が宝石のように見えるところから来ているのかなと思っていました…..しかし、そうではありませんでした。
ミノバトの胃石を宝石としてコレクトする人間がいるそうです
ミノバトは、食肉として狩られることもあるのですが、実はこの胃石を目的に狩られることもあるのです。ミノバトの数が減少しているのは、この狩猟の影響もあるかもしれません。
胃石が宝石になるので、ミノバトは宝石として言われることがあると思うと少し心が痛みます!
ミノバトの見た目そのものが宝石のように色鮮やかなので、そのミノバトの存在そのものが価値あるものとして、宝石として認識されていけば良いなと感じます。ただし、狩ることなく価値あるミノバトの野生の姿をそのまま観察する形で。
まとめ
今回はミノバトのご紹介をいたしました!珍しいハトなので、今回初めて知った方も多いのではないでしょうか!実はこのミノバト、日本国内でも見れる場所があります!
※ 2024年2月時点 参考:日本動物園水族館協会 ミノバト検索
※飼育されている動物はタイミングによって、変わりますので、もしミノバトを目的に行かれる場合は、事前に各施設へ飼育されているかのご確認をしていただけたらと思います!
とても色鮮やかで虹色の身体を持つミノバト。私はまだ生で見たことがないので、いつか必ず見たいなと思っています!