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ニホンカモシカに出会えると幸運?特別天然記念物のニホンカモシカとは。

2024.4.22

目次

今回は日本だけに生息している二ホンカモシカについてご紹介します。

Youtubeで当記事の要約ショート動画が見れます!
動画引用元:Youtube チアセブンアーチ 動画音声作成:Voice By ondoku3.com

二ホンカモシカってどんな動物?

哺乳綱偶蹄目ウシ科カモシカ属の哺乳類。日本固有種のカモシカで、日本では京都や九州の山の中で生息をしています!

オスとメスどちらも同じような体格をしており、だいたい体長100 ~ 150cmくらい。

オスとメスどちらも小さな角があります。

二ホンカモシカは山に生息していて、生息地の山には急斜面や岩場が多い。その為か、二ホンカモシカは崖や急斜面で歩くのも得意としています。

細いようですが、しっかりと筋肉の塊の足。そして、蹄があるからこそ、急斜面での移動も問題無いのです!

二ホンカモシカ
撮影者:KATSU(撮影場所:東山動植物園)

二ホンカモシカは天然記念物?

二ホンカモシカは日本の特別天然記念物になります。

特別天然記念物とは?

天然記念物のうち、世界的にまた国家的に価値が特に高いとして、文化財保護法により指定されたものです。特別天然記念物は天然記念物よりも保護・保存がより徹底されるようになります。

特別天然記念物に指定されている動植物は二ホンカモシカ以外にコウノトリ、オオサンショウウオ、イリオモテヤマネコ、杉の大スギなどがあります。(杉の大スギは、八代神社境内に生えているスギの大木なのですが、なんと推定樹齢3,000年以上。紀元前の日本を知っているのですね。)

参考:記念物の保護のしくみ

二ホンカモシカが天然記念物に指定されたのは、今から約90年前の1934年5月1日。

その約20年後の1955年2月15日に特別天然記念物に指定されました。

日本の固有種であり個体数が減少している為、特別天然記念物に指定されました。

一時期約3,000頭近くまで減少した動物で、天然記念物に指定されてからは個体数が回復されて現在10万頭前後は生息していると推測されています。

二ホンカモシカの個体数の減少は密猟や生息地の減少が影響しているそうです。

二ホンカモシカ
撮影者:KATSU(撮影場所:東山動植物園)

二ホンカモシカに出会えると幸運なの?

二ホンカモシカに出会えると幸運と言われています!

そもそも二ホンカモシカは個体数が少なく、野生で出会える場所も山などの都会から離れた場所です。

その為、まず出会えるだけでも運が良い!と思えるのです。

会いたくて探しに行っても会えるかわからない動物なので、確かに二ホンカモシカに出会えると幸運です。

ただ、それだけではありません。

他にも二ホンカモシカに出会えると幸運と言われている理由としては、二ホンカモシカが崖や岩場などの足場が悪いところも問題無く歩き回れることにあります。

特に崖です。崖のような場所でも落ちない。

つまり、崖っぷち(困難な状況)に立たされることが起きても落ちない(回避できる)。

そういう幸運の動物ということで、二ホンカモシカに出会えると幸運だと言われているのです。

「会うだけでも幸運」「崖っぷちになっても何とかなるくらい幸運」

この2つの幸運を得られると思えると、一気に運気も上がりそう!

まとめ

今回は二ホンカモシカについてご紹介しました。

幸運の動物でありながら、特別天然記念物に指定されるくらいの絶滅危惧種でもあります。

日本の固有種でもある二ホンカモシカ。

絶滅しないように、二ホンカモシカの生息地の環境保全に意識を向けなければなりませんね。

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