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トナカイ

トナカイの角(つの)は何のため?野生のトナカイの生態

著者:KATSU

目次

2本の大きな角が特徴のトナカイのご紹介です!

トナカイ

哺乳綱鯨偶蹄目シカ科トナカイ属の哺乳類。見た目どおりシカの仲間ですね!

体長は200m前後の個体もいるので、結構大き目です。

主に北極圏などの寒い地域に生息しています。ちなみに、北アメリカ大陸にも生息しているのですが、こちらのトナカイは「カリブー」という名前で呼ばれていることもあります。

トナカイとカリブーは同じではあるが、北アメリカ大陸の個体のみをカリブーというので、他の生息地のトナカイはカリブーでは無いという方もいます。

ここら辺は少しややこしいですね。

主に群れで生息しているトナカイは、草食動物なので草木を食べて生活をしております。

ただ、寒い地域の為草木も少ないです。

その為、トナカイは季節ごとに食料や適した気温の地域を求めて移動をしています。

寒い地域に適応する為に厚い毛皮で覆われていますので、寒さに強く、-50近くでも耐えれるといった情報もあります。

トナカイ
画像引用元:Pixabay

トナカイの角(つの)は何のためにある?

トナカイの立派な角。シカの仲間の多くは、オスに角があり、メスには角がありません。

しかし、トナカイの仲間はオスメス共に角があります。

オスの方が体格が大きい分、角も大きいです。

このトナカイの角は何のためにあるか?

オス同士の優劣を決める為の部分もありますが、実は雪かきの為にあると言われています。

寒い地域に生息しているトナカイなので、もちろん雪が降っている場所にもいます。

降り積もった雪をかき分けて草木を食べる為、この角を雪をかき分ける道具として使用しています。

だから、オスメス問わず角が生えているのですね!

トナカイ
画像引用元:Pixabay

トナカイとサンタクロース

クリスマスになると表れるサンタクロース。

そのサンタクロースのソリを引いているのはトナカイです。

何故トナカイがソリを引いているかと言うと。

トナカイもサンタクロースも住んでいる場所は寒い地域。そして、寒い地域のトナカイではそもそもトナカイにソリを引かせて移動している民族がいます。

そこから、寒い地域でソリを引く動物=トナカイ。サンタクロースのソリもトナカイが引くになっているようです。

ちなみにですが、トナカイのオスの角は秋ごろには生え変わりの為、抜け落ちてしまいます。

その為、クリスマスの時期に角が生えているトナカイはメスになります。

つまり、サンタクロースのソリを引いているトナカイはメスということになるようです!

意外な事実です。

まとめ

今回はトナカイについてご紹介しました。

トナカイはサンタクロースの知名度のおかげで、とても有名な動物です。

ただ、野生のトナカイは寒い地域で生息している為、日本国内ではあまりお目にかかれません。

トナカイがいる地域に住む人間は、トナカイが生活する上でとても重要な存在になっています。

そのトナカイがこれからも絶滅することなく、未来へその姿を残し、サンタクロースと共にプレゼントを運ぶ存在として、人々の記憶に残っていってもらえたらなと思います。

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