長い角が特徴のオリックス。性格や生態をご紹介します。
KATSU
目次
動物のオリックス。かっこいい姿で実は隠れ人気のオリックス。
今回はそんなオリックスのご紹介です!
オリックスの特徴や生態
オリックスはウシ科オリックス属に属する動物。
見た目からシカの仲間に間違われやすいのですが、ウシ科の動物なのですね!
オリックスは、体長2m近くにもなり結構大型の草食動物です。大型と言っても、ウシ科と考えると普通かもしれませんね。
主にアフリカのサバンナなどに生息。キリンやシマウマなどと一緒にいることもあります。
オリックスは群れで生活をしており、10数頭から数十頭の群れを作る場合もある。
主に強いオスを中心にメスが多い群れとなります。これは、強い子孫を残す為で、オス同士は強さを示す為に争います。争いに敗れたオスなどは単独で生活をしている場合もあります。
オリックスの特徴やベージュっぽい、グレーっぽい色の身体と所々に入っている黒い線。
そして、何よりも目立つとても長い角。

オリックスの角
オリックスの長く鋭い角。これはどういった特性があるのでしょうか。
まず、オリックスの角はオスとメスどちらにもあります。
シカなどの種類はオスだけ角があることが多いですが、牛の仲間はメスも角があることが多い。
オリックスは牛の仲間なので、オスメスどちらにも角があることは珍しくはないことですね。
角の長さは約90cm、体長の半分くらいの長さがあります。
この角は、繫殖時期でメスを巡るオス同士の争いの際に使用されます。
オス同士が激しく角同士をぶつけ合い争います。
さらにこの角が役立つ時があります。それは、天敵から身を守る時です。
オリックスの生息しているサバンナには、ライオンなどの肉食動物も生息しています。
特にライオンは大型の肉食動物の為、オリックスも補食対象として狙ってきます。
オリックスはライオンに襲われた時は、この長い角で対抗します。
長く鋭い角。このリーチの長さがあれば、ライオンも簡単には近づけないのですね。

まとめ
今回はオリックスのご紹介をしました。
サバンナに生息している牛の仲間のオリックス。攻撃的な面も一部あるので、その長い角で他の草食動物を傷つけることもあります。
日本国内に野生のオリックスは生息しておりませんが、もし、海外で野生のオリックスに遭遇した場合は不用意に近づかないことをオススメします。遠くから静かに観察してみてください。
日本国内でオリックスを見たい場合は、複数の動物園で飼育されていますので、お近くの施設をご確認ください。