柴犬の性格を知ろう!特徴や運動能力も知り、柴犬の理解を深めよう!
2025.4.12
目次
今回は、柴犬についてご紹介します。
柴犬は、日本の代表的な犬種の一つで、小さい体格ながらも勇敢で活発な性格が特徴です。
それに加えて、しっかりとした運動能力を持っていることも知られています。
この記事では、柴犬の性格や特徴、運動能力について見ていきます。
柴犬ってどんな犬?
原産国は日本
体高約37〜42cm/体重約7.5〜11kg
被毛は短毛・ダブルコート(抜け毛多め)
寿命約13〜16年
柴犬には、特徴的な容姿があります。
その特徴は、くるりと巻いた尻尾と三角にピンと立った耳です。
また、柴犬にはキツネ顔とタヌキ顔の2種類の顔つきがあります。
身体は筋肉質でコンパクトであり、寒い環境でも適応しているため、厳しい猟犬としての働きもしています。
可愛らしい顔つきと丸みを帯びた体型は、多くの人々に愛され、現在では日本代表の犬種のひとつとなっています。
しかし、見た目だけでなく柴犬の性格や運動能力などもポイントとして押さえておくことが大切です。

柴犬の性格の特徴。犬のような猫!?
・とても賢く、しつけも覚えが早い
・だけど頑固で、自分が納得しないと言うことを聞かない
・飼い主には忠実で、家族とは深く絆を結ぶ
・反面、知らない人や他の犬には警戒心が強い
柴犬は、勇敢で警戒心が強く、我慢強い性格をしていますが、自立心が強くベタベタされるのを嫌うため、時には頑固に感じられることがあります。
忠誠心も強く、主人に甘える姿もみられますが、それ以外の人には警戒して吠えてしまうケースも多いため、トラブルには要注意です。
家族以外の人に対しては警戒心が強く、緊張してしまうことがあるため、早い時期から社会化トレーニングを行うことが重要です。
よく「柴犬は猫っぽい」とも言われます。ベタベタ甘えてくるタイプではありませんが、ちゃんと信頼関係を築けば、そっと寄り添ってくれるような奥ゆかしい愛情表現をしてくれますよ!

柴犬の運動能力と活動量
柴犬は運動能力が非常に高く、丈夫な体をもっています。
運動が大好きで、楽しそうに走り回る姿を見ていると、こちらまで元気になってしまいます。
そのため、定期的な運動をしっかりと与えることが、柴犬との生活を楽しむためにも大切です。
柴犬は、散歩やドッグランでの遊びなど、多様な運動が好きです。
しかし、無理な運動や長時間の散歩は避け、適度な運動量に留めておくことが、健康面にも良い影響を与えます。
柴犬の活発な性格に合わせて、運動不足にならないよう注意しながら、適度な運動を与えてあげましょう。

柴犬の歴史と原産地
柴犬は日本原産の犬種で、なんと縄文時代から存在していたと考えられています。
時代が進むにつれ、貴族文化や宗教の広がりとともに、柴犬は野良犬として各地に散らばって生きるようになりました。
江戸時代には、犬の糞を回収する役職があったことから、犬は庶民の身近な存在だったことがわかります。
天然記念物!?
1936年、日本で柴犬は国の天然記念物に指定されました。日本犬の特徴を残している犬として指定されたそうです、柴犬の他、秋田犬や甲斐犬なども天然記念物に指定されています。
現在ではその魅力が世界中に広まり、国際的にも多くのファンを持つ人気犬種になっています。
柴犬は、日本文化の象徴的な存在として、今も多くの人々に愛され続けています。

柴犬との理想の距離感「柴距離」
柴犬は、古くから猟犬や番犬として人と共に暮らしてきた、日本を代表する犬種です。
そのため、人との関係はとても深く、特に飼い主に対しては忠実で、甘えん坊な一面も見せてくれます。ただし、警戒心が強いため、見知らぬ人に対しては吠えることもあります。
そのため、子犬の頃からの適切な社会化トレーニングがとても大切です。
柴犬との暮らしでよく聞くのが「柴距離」という言葉。
「柴距離」とは近すぎず、遠すぎず…でも、ちゃんとそばにいてくれる、柴犬独特の愛情のカタチを表す言葉です。
そんな柴犬は、一見ドライなようで、実は甘えん坊な存在。
自立心が強く、自分のペースを大事にする一方で、飼い主への信頼と愛情はとても深いんです。
しっかりとしたしつけと、心地よい距離感を保ちながら接することで、一生のパートナーになってくれるはずですよ。
そんな柴犬の頼もしい一面が見られる動画をご用意しましたのでぜひご覧ください!
柴犬が持つ健康面の注意点
柴犬は犬種の中でも健康面に優れた犬種ですが、注意点もあります。
・皮膚アレルギー(特に春夏):かゆみ・赤み・においに注意
・目の病気(白内障・緑内障・進行性網膜萎縮など)
・膝蓋骨脱臼(ジャンプ時の足のスキップに注意)
・股関節形成不全(歩き方に違和感がある場合は要診察)
柴犬は肥満になりやすいため、定期的な運動と食事管理が必要です。その他、熱中症や寒さにも注意が必要です。夏場は水分補給をしっかり行い、冬場は保温対策をしましょう。
健康面をしっかりと管理することで、柴犬との楽しい暮らしを実現できます。
まとめ
柴犬は独立心が強く、ベタベタするのを嫌うため、しっかりと自分の居場所を持ってあげることが大切です。
また、散歩や運動が大好きなので、適度な運動を供給することも必要です。
さらに、しつけも適切に行い、主人に対する忠誠心を育てましょう。
健康面では、柴犬は肥満や皮膚病になりやすいので、適切な食事管理やケアが必要です。
そして、柴犬は警戒心が強いため、早い段階から社会化を促すことも重要です。
これらのことを守りながら、柴犬との愛情あふれる暮らしを楽しんでください。